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『アレの名前はミミズ。日本列島の下にうまっていて、要石によって封印されているはず。』
Aは言葉を濁した。
「はず、ってどういうことだ？」
安室はまた怪訝そうな顔をした。
『いつもはこんなに頻繁には起こらないはずなんだよ。この地震大国日本でもね。』
Aは下を見た。
『きっと要石が逃げ出したか、それとも考えたくないけど耐えきれなくなってしまったか。』
「……要はどういうことだ？」
『大震災が起こるかもしれないということだよ。』
Aは真剣な顔で安室を見た。
「どうするんだこれから。」
『……要石の場所へ行こうかね〜』
くるりとAは綺麗なターンをした。
『それで君は何者なの？私はこんなに喋ったんだ。』
にっこりと笑ってAは安室をみた。
「俺の本名は降谷零。公安警察だ。」
『お、凄いとこでたね！』
安室の話を聞くAは楽しそうだ。
「今は潜入任務をしていて、安室透と名乗ってる。」
『じゃあゼロ！だね！』
いいことを思いついたと言わんばかりにAは言った
「ゼロ、か。」
懐かしむような少し憂いも含んだ声が帰ってくる。
『ややこしいじゃん？間違えて降谷と言わないようにね！対策だよ。ゼロくんや！』
「間違われたら困るからな。……いいぞ。」
『やったね！さーて。要石の所へ行こうか〜！じゃーね！』
パシッ
「連れていく雰囲気だろ！？」
『えぇ！？いや一般人はちょっと連れてけないって言うか……』
Aは少し驚いていたあんなものを見てしまったのにこの男まだ一緒に行こうとするのか。
「……鍛えてはいるが」
『関係ないッスね！！』
「手伝うって言ってるだろ！」
なんでこいつ強情なんだ！とAは安室を厄介に思った。
『危ないよ！死ぬかもしれない！知らんけど！』
「なら君だって危険じゃないか！」
『これは私の仕事なの！』
「なーに喧嘩してるの？」
出てきたのはネコだった。
『……まじかダイジン。』
「A、これからもっと地震が起きるよ！スズメを犠牲にしたのにね！」
『…。』
「じゃあね！」
『いやじゃあねじゃないだろ！？』
ダイジンと呼ばれるネコは素早く去ってしまった。
「ね、ネコが喋った……」
『……落ち着けあいつは喋ってないぞ。』
「嘘つくなよ！あれ喋ってたろ！」
『なんて強情なんだ！』
Aは頭を抱えるのだった。
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チョコミント(プロフ) - 未零 ♪mirei♪さん» そうなんですね！お互い頑張りましょう！ (2022年12月29日 8時) (
レス) @page22 id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
未零 ♪mirei♪ - めっちゃ、いいところで終わってる〜私は今、「すずめの戸締まり✕名探偵コナン」って小説書いているんですけど、すごく進んでて羨ましいです！更新がんばってください！ (2022年12月29日 0時) (レス) @page22 id: 8da36c452f (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - まみこさん» よろしくね！更新も頑張らせてもらうね〜 (2022年12月26日 18時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - チョコミントさん» えー！覚えててくれたの！嬉しい！！これからもよろしくね！更新頑張って！ (2022年12月26日 14時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - まみこさん» 遅くなったけどメリークリスマス〜！私は結構色んな人覚えてるタイプ（？）だから全然覚えてるよ！タメ口は結構なんとも思ってないから大丈夫！良ければこれからもどうぞ仲良くしてくれると嬉しいな。 (2022年12月26日 7時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコミントス | 作成日時：2022年12月13日 13時
