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「抜いちゃったの私かも…」

『…???』

あまりの衝撃でAはフリーズして宇宙猫になっていた。

「ごめんなさい!そんなものとは知らなくて!」

『…旅の目的が出来たってことで行くかな〜』

どうしようか、とこれからの事をAが考え、ちらりと鈴芽をみると猫と戯れていた。

微笑ましくてAは微笑んだ。

「ね、ウチの子になる?」

鈴芽が猫に聞いた。

猫が答えるわけ…

「スズメ、優しい!スキ!」

『!?』

一瞬脳裏に青いネコ型ロボットがよぎったAは首をいちどふった。

ボケてる場合じゃない、と。

「お前は〜…ジャマっ!」

『!?』

Aは気づくと…

◇◆◇

「気づくと…?」

安室が恐る恐るAに聞いた。

『椅子になっちゃったんだよね!!あれは参ったね!』

ケラケラとAは笑った。

「笑い事じゃないだろ!」

『すずめさんのおかげで元に戻れたんだからそれは笑い事でしょ。透ってば昔から細かいよね〜』

「うるさい!…昔から?」

『それでね〜』

Aは遮るように続きを言った。

こいつ…と思いつつも安室は猫たちと共にAの話に耳を傾けるのだった。

◇◆◇

『もーどーせー!!!そんでもって要石にもどれっ!』

Aは椅子にされた後猫…安室が運転する車の後部座席で目を閉じてるダイジンを追いかけていた。

「やーだねっ!」

ダイジンは素早く道をかいくぐりどんどん進んでしまう。

一方Aは椅子の姿に慣れていないのかいや、なって瞬間から慣れてしまったらそれはそれで問題しかないのだが。

とりあえずAはよたよたとダイジンを追いかけていた。

道行く人々はそのシュールな光景をみてとりあえずスマホを構え、写真を撮っていた。

ダイジンとAの後ろには鈴芽が走っていた。

勿論何が何だかよく分かっていないようだ。

まさか追いかけっこの旅がかなりの距離になるとはこの時の2人は思わなかったのだった。

作者です。投票が50票行きました!ありがとうございます!お気に入り登録130人もありがとうございます!

モチベにしかなりません!本当にありがとうございます!

これからも精進しながら更新するのでどうぞよろしくお願いします!

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チョコミント(プロフ) - 未零 ♪mirei♪さん» そうなんですね!お互い頑張りましょう! (2022年12月29日 8時) (レス) @page22 id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
未零 ♪mirei♪ - めっちゃ、いいところで終わってる〜私は今、「すずめの戸締まり✕名探偵コナン」って小説書いているんですけど、すごく進んでて羨ましいです!更新がんばってください! (2022年12月29日 0時) (レス) @page22 id: 8da36c452f (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - まみこさん» よろしくね!更新も頑張らせてもらうね〜 (2022年12月26日 18時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - チョコミントさん» えー!覚えててくれたの!嬉しい!!これからもよろしくね!更新頑張って! (2022年12月26日 14時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント(プロフ) - まみこさん» 遅くなったけどメリークリスマス〜!私は結構色んな人覚えてるタイプ(?)だから全然覚えてるよ!タメ口は結構なんとも思ってないから大丈夫!良ければこれからもどうぞ仲良くしてくれると嬉しいな。 (2022年12月26日 7時) (レス) id: 5f4119665c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコミントス | 作成日時:2022年12月13日 13時

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