3 歳 児 の 彼 。

トクテンカイ ページ29

.






菜「じゃあ私はなおくんのところ行ってくるね！Aも普通に哲汰くんとはなしな！でも隣玲くんだよね、笑」




「そうなんだよねぇ、絶対目あうよね、とりあえず哲汰くんと普通に楽しむね！」







〜サイン会〜





T「あ！Aちゃんだ〜！」






「え、ちょ、嘘でしょ。名 前、覚えてたの？」





T「だってAちゃん可愛いもん！」





びっくりしすぎてケータイを出すのを忘れてたら






ス「サインどちらに書きますか〜？」





ってスタッフさんが優しく聞いてくれた。





「あ、忘れてた、これでお願いします！」





T「はぁ〜い！でさ、今日終わったらさ行くの？」





「え？どこに？」






T「うちあげ」



と、口パクしてきた。





「ん〜悩んでる」





T「なんで、来てよ。」





さっきまでニコニコしてた哲汰くんが急に真面目な顔でそんなこと言うから、

やっぱり君が1番だな。


なんて思って哲汰くんを見つめる。




T「どうするの？席の予約とかあるからさ。」




小声で話す哲汰くんにたいして



「哲汰くん。」



T「ん？」



サインを書き終わったのと私が呼びかけたのが同じくらいのタイミングで、目が合う。


そして見つめてくる。




「すき、」




T「僕も。」





一瞬驚いた顔をしたけどすぐにニコって微笑んで返事をくれた。




その後



"待ってるね"と口パクをしながら




T「はい！また待ってるね〜！」



と、普通にいつもの哲汰くんと変わらず私にケータイを返してくれた。



「またくるね！」




と、私もいつも通り返事を返しステージから降りる。






菜「あ！きたきた！なんかA、特典会長くない？」




「少し。お話してた笑」




菜「そっか！ね。あのね、次のサイン、幸輝くん、行こうかな、、って」




「え。どうした、笑」




菜「少し気になるから笑」




「じゃあ並ぼ。私。直弥くんのところ行って菜々が浮気してる〜って伝えに行こうかなぁ笑」




菜「だめ〜笑」





玲くん、1回だけ行こうかな、、。





.

----→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す