行ってきて ページ5
皆が帰って二人きり。
EH「A、少し話そうか？」
A「うん。」
きっと家族想いなAだから。
アリスちゃんの事だから。。
きっと帰って力になりたいと思っているはずだ。
A「……ﾋｮｸは、、帰ってあげなよって言うんだよね？」
リビングに佇んだまま視線は床に落ちた。
EH「こっち、座って？」
座ったｿﾌｧをポンポンとしてAが座るのを待つ。
隣に座るAに体を向けて両頬を包んだ。
EH「ちゃんと顔みせて？」
A「ﾋｮｸ。。」
EH「行ってきなよ。僕はちゃんと待ってるから^^」
A「ﾋｮｸは淋しくないの？」
EH「淋しいよ。。凄く。今みたいに会えないし、何かあっても助けてあげられないし、僕の目が届かない場所に行かせるなんて本当は嫌だ。」
僕がこんな事言うなんて意外だったのか少し驚いたように僕を見上げる。
EH「いつもAの理解者でありたいし、優しく見守ってもあげたい。でも、僕以外の男がAに触れるのも、見るのも嫌だから閉じ込めておきたくなるくらい僕の中で独占欲が渦巻いてる。」
A「ﾋｮｸ。。」
EH「こんな風に思ってたの意外？嫌かな？」
A「そんな事ない。」
EH「よかった^^淋しいけどずっとじゃないよね？アリスちゃんの為だし、家族なんだから力になってあげないと。」
A「うん。」
EH「行きたくないの？」
A「出来るなら、、力になりたいよ。でも、ﾋｮｸと離れることが凄く淋しくて、、もう帰ってこれなかったらどうしようって、、」
EH「そんなこと思ってた？Aが帰る場所は僕の所だ。帰ってこれなかったら迎えに行くよ、どこまでも。」
A「私もﾋｮｸと同じくらい独占欲があるみたい。。」
EH「うん^^大丈夫。A以外に誰も見えてない。」
A「ありがとう。」
永遠の別れではない。
ただ数カ月の事なのにこんなおおげさに思うなんて自分でも意外だった。
EH「Aが帰省するまで毎日こっちに帰ろうかな。」
A「うん。」
EH「本当に帰ってくるよ？」
A「ふふ^^うん、待ってる。」
Aが背中に手を回し僕の胸に顔をうずめたから僕はAを覆うように包み込んだ。
A「ﾋｮｸ、ありがとう。いってくるね。」
EH「うん。頑張ってきて。待ってるから。」
この夏僕たちはまた遠距離恋愛をすることにした。
舞ｵﾝﾆの相談室ーyou sideー→←帰省の理由ーyou sideー
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真洙(プロフ) - みきさん» みきさん☆申し訳ありません。１話いっきに書けずに保存する事が多く通知や更新時間を非表示に設定していたのですが出来ていないのですね。改善策考えます。ご指摘ありがとうございます。 (2016年2月23日 11時) (
レス) id: 057b89ca7f (このIDを非表示/違反報告)
みき - 日付けだけ更新しないで。ちゃんと物語を更新して下さい (2016年2月23日 6時) (携帯から) (レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真洙 | 作成日時：2015年6月3日 1時
