不毛な恋ーJF sideー ページ26
「社長、たまには出かけたらいかがですか？」
秘書が呆れながら外に行くように促す
韓国に来てからｵﾌｨｽとホテルの往復で仕事しかしてない
「あとは社員に任せて大丈夫な作業ばかりですが？」
JF「わかってる。他にやることないし。」
「散歩でもされたらいかがですか？何か刺激を受けるかもしれません」
若干追い出されるようにｵﾌｨｽをでた
あてもなく歩いて入ったスーパー
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「ｼﾞｪﾌｧｵｯﾊﾟまたここにいたの？」
「うん。好きなんだよ。」
「野菜の色彩がでしょ？」
「季節に似合う色ばかりだろ？」
「ｼﾞｪﾌｧｵｯﾊﾟにはここがデザインの刺激を受ける場所なの？」
「そうかもな^^」
.
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スーパーに入って野菜売り場に足を向けた
懐かしい記憶が甦るも、アメリカ見たいに色彩が物足りない
ふと野菜から目を離すと懐かしい後ろ姿が目にはいった
JF「A？」
A「え？ｼﾞｪﾌｧｵｯﾊﾟ？」
驚いた顔してすぐ微笑んで互いに歩み寄る
A「久しぶりだね。どうしてここに？」
JF「仕事で今韓国にいるんだ」
A「行き詰まったの？」
JF「どうしてそう思う？」
A「昔から野菜の色彩からデザインの刺激を受けてたから^^」
些細なやりとりだった
同じ時間を共有できて思い出が俺の心を揺さぶる
JF「覚えてた？」
A「うん。キッカケだったから。」
JF「キッカケ？」
A「あの時は自分に精一杯で周りを見る余裕がなかったから、、私のデザインしたものは独りよがりなものが多くて、、ｼﾞｪﾌｧｵｯﾊﾟは私にキッカケを作ってくれたの。」
JF「そっか。Aの役にたってた？」
A「うん。いつも^^」
Aがﾖﾝｼﾞｭと韓国でブランドを立ち上げた時、、俺の前から居なくなって自暴自棄になった
会社を立ち上げてそこそこ成功した俺に言い寄る女と手当たり次第遊んだ
でも、いつも彼女たちの後ろにAの面影を見てた
アメリカに帰ってきてどうしても手元に置きたかった
いつも泣いてた小さいときのAを見てから俺はずっとこの不毛な恋心を宙ぶらりんにしている
JF「A、今日時間ある？」
A「時間？特に予定はないけど、、」
JF「よし！じゃぁ、付き合って！」
Aの持っていたカゴの中身を返して手をとりスーパーをあとにした。
懐かしい人−you side−→←私の理解者ーyou sideー
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真洙(プロフ) - みきさん» みきさん☆申し訳ありません。１話いっきに書けずに保存する事が多く通知や更新時間を非表示に設定していたのですが出来ていないのですね。改善策考えます。ご指摘ありがとうございます。 (2016年2月23日 11時) (
レス) id: 057b89ca7f (このIDを非表示/違反報告)
みき - 日付けだけ更新しないで。ちゃんと物語を更新して下さい (2016年2月23日 6時) (携帯から) (レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真洙 | 作成日時：2015年6月3日 1時
