君と僕の物語＊EH From SJ＊ (ページ11)

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何も知らない君ページ11

Aさんの話をした後にヨンジュさんに衣装のﾃﾞｻﾞｲﾝを見せてもらっていた。

EH「うーん……ここってもう少し短くなりませんか？」

YJ「そうするとﾊﾞﾗﾝｽが……ここをこうしてこっちを短くするのは？」

あれこれお互いに意見を出してると彼女が戻ってきた。

A「すみません。長くなってしまって…」

EH「いえ、ﾃﾞｻﾞｲﾝ画見てたのであっという間でしたよ。」

YJ「……そういえばｳﾆｮｸさんはAと同い年なんですよね？僕ﾋｮﾝって言おうかな(^^)」

社長という立場、彼女の家族だと思う緊張からかすっかり年下だと忘れていた。

EH「え？あ、、うん。大丈夫。」

YJ「ﾋｮﾝ、何動揺してるんですか？ﾊﾊ。」

A「じゃぁ、私もﾇﾅって言ってよぉ。ここ、韓国だよ？」

YJ「やだよ。今更ﾇﾅなんて……。」

EH「あはは。言い慣れないと恥ずかしいんじゃないんですか？」

A「むぅ～。誰かﾇﾅって言ってくれないかなぁ」

EH「ウチのメンバーに言わせますか？まぁ、会えば馴れ馴れしくﾇﾅーって言ってきますよ？」

YJ「同い年で敬語？」

EH「……………。」
A「……………。」

Aさんと顔を見合わせて固まってしまった。

EH「えっと、Aさんがイヤでなければ……。」

A「イヤなんて。。お願いします(^^)」

ﾆｯｺﾘ笑う彼女は昔見た女の子の笑顔と変わらない。
何も知らないでいる間はｳﾆｮｸでいようか。
無理に思い出させていいのか……僕は解らないでいた。