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ルフィ「何が利用だ！何が記憶を植え替えるだ！お前が勝手にあいつの人生を変えんじゃねえよ！利用すんな！！俺たちの仲間をどんだけ傷だらけにしたら気がすむんだよ！」
ウソップ「お、おい！あれってルフィじゃねえか！？」
サンジ「お、本当だ」
ルフィの言った言葉が胸に刺さりジワっと溶け出す
仲間って言ってくれた…
デボラ「あの子はあんた達を憎んでるよ」
ルフィ「関係ねェ…あいつが俺たちを憎んでいようがいまいが、あいつは仲間だ！！」
「ウ、ウウ…」
サンジ「A……」
その言葉が聞きたかった…
その言葉を待ってたのルフィ
さっき止めたはずの涙が私をグチャグチャにする
胸が暖かい、いつまでもこの暖かさに身を任せたい
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
辺りはもう暗くなっていた。
ルフィ達はチョッパーに手当を受けてもらってる
「…ねえルフィ」
ルフィ「なんだ？」
「ありがとう。助けてくれてみんなも」
そうするとみんなも照れたり、そっぽ向いたり
ルフィ「良いさ。俺がムカついてただけだし」
そうニコニコと笑う
「話があるの…私は一味を抜ける。今更信じるなんておかしいでしょ？申し訳ない」
ゾロ「…」
ウソップ「お前、まだそんな事！」
サンジ「…」
ナミ「今更って！遅くないわよ！」
チョッパー「そうだよ！一緒に居てくれよ！(泣)」
ロビン「…」
ルフィ「…」
「ごめんね。ありがとう。私を仲間にしてくれて…感謝してる」
ルフィ「お前は何が不満だ」
「え？」
ルフィ「俺たちはお前を信じて助けた。」
ウソップ「でもな…俺たちはもしかしたらお前はまだ俺たちの助けを待ってるんだってそう信じてここに来たんだよ！」
ウソップくんの言った言葉が浮かび上がる
ルフィ「お前がここにいる時点で俺たちを信じたいって思ってるって事じゃねえのか？」
「…」
ルフィ「自分の気持ちを騙すな」
私の気持ち？ああ、そうか私はずっと騙されてたんじゃなくて騙してたんだ。
自分自身を…なんでそれに気がつかないんだろう。みんなはこうやって私の気持ちを見抜いてる
それなのに私は私自身の気持ちに嘘をついてた
ルフィ「俺たちは明日この島から出る。お前はどうする」
まだ迷ってる。なんで迷わなくちゃいけないんだろうここまで私を信じようとしてるのに
「明日決めるから、待ってて。ちゃんと返事する」
ルフィ「分かった。待ってる」
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クジラ。(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます(T ^ T)そのお言葉が励みになります！！ (2016年7月24日 13時) (
レス) id: d779d59ab4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - すごく面白いです！これからも更新頑張って下さいね！ (2016年7月24日 12時) (レス) id: c519be83e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クジラ。 | 作成日時：2016年7月17日 0時
