焦凍は私にとって1番のヒーローです！[轟焦凍] (ページ3)

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私のヒーロー 1 ページ3

『こ、個性把握テスト！？』

雄英高校に入学して、念願のヒーロー科に入ることが出来たんだけど…

相澤「…自分の個性の限界を知り、さらなる高みを目指すとともに、自身の力を制御出来るようにする…。
あとはまぁ、学校側がお前らの個性とその限界を把握したいだけだな。」

『個性把握テスト…!!!!
なにするんだろうっ！』

轟「ああ。分からねぇけど、多分…」

『多分？』

相澤「今までもやってきただろ。
ボール投げや立ち幅跳び、握力や50メートル走…」

『ま、まさか…体力テス…ト!?』

あぁ、わたし、ヒーロー科に無事に残れるか心配になってきた…。

『しょしょしょしょしょ、焦凍どうしよう…』

轟「あぁ、そういやお前、体力テスト壊滅的だったな」

『う、それに私の個性じゃ体力テストには役に立たないよ…』

相澤「爆豪、このボールを個性使って思い切り投げてみろ」

爆「あぁん？」

相澤「円からはみ出さなければ何してもいい」

爆「んじゃ、遠慮なく…

死ねぇぇぇぇぇぇ!!!!」

『ほ、ほんとに私生き残れる…かな』

轟「Aは俺が守ってやる。絶対。」

な、なんでそうゆう事普通に言えちゃうかな…。
言われてるこっちめっちゃ恥ずかしいのに…

相澤「次は…Aか。」

ああ、とうとう来てしまったあぁ！
『焦凍、行ってくるよ…』

轟「あぁ、ちょっと待てA。」

『なに…んっ…!?』

轟「頑張れよ。」

微笑とキスとともに応援された…!?
こ、こんなのっ、恥ずかしすぎて逆に集中出来ないいぃ…！

『ぅ……ぁ……がんば…ってくる…』
あぁ！あの天然！
此処学校なのにっ！
あぁあああ！もういい！
この恥ずかしさ全部ボールにぶつけてやるんだからっ！

相澤「よし、んじゃぁA。このボール投げてみろ。
何してもいいから思い切りな。」

相澤先生…何も言わないんですね…

まぁ、聞かれてもなんて答えればいいかわからないけど…

『…Flower Shower!!!!』

AA
個性花吹雪！
FlowerShower(フラワーシャワー)と唱えると自分が思った通りの量と勢いの花吹雪が出来上がるぞ！
攻撃にもおもてなしにも使える技だ！

相澤「302.6ｍ…よし、次！」

302ｍか…まだまだだな…!!!!

轟「なるほどな。花吹雪の時に起こした爆風に載せてボールを飛ばしたのか。」

冷静に分析してる焦凍を横目に見てると、ほんとにかっこいい…と思ってしまう。