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無視して駅に入ろうとしてたら、「死んでもあそこに落ちたくない」とか言ってる声が聞こえた。『じゃあ死ねば？』って言おうと思って振り返ったら、カルマが空き瓶を柱にぶつけて割ってた。
怖いっすセンパイ
業「へぇ、死んでも嫌なんだ。じゃあ、今死ぬ？」
それにびびって情けない声を上げながら逃げてく苗字が似てる2人。
業「あっはは、やるわけなじゃん。ずっといい
渚「カルマくん……」
業「でさぁ、渚くん、聞きたいことがあるんだけど」
3人で駅に入って、改札を抜けながら話す。
業「殺せんせーの事、ちょっと詳しいって？」
渚「う、うん、まぁ、ちょっと」
業「あの先生さ、タコとか言ったら怒るかなぁ？」
渚「タコ？ うーん、むしろ逆かなぁ。
自画像タコだし、ゲームの自機もタコらしいし」
ホームに向かう階段を降りながら、数日前の殺せんせーを思い出してみる。あった、全然面白くなかったやつ。
『あ、この前なんかさ、砂場に穴掘って「タコツボ」って一発ギャグやってたし』
渚「うん。先生にとってもちょっとしたトレードマークらしいよ、タコは」
業「ふーん、そうだ、くだらねぇこと考えた」
黄色い点字ブロックの手前に立って「ふふっ」て笑うカルマに、渚が少し怯えたように「カルマくん、次は何企んでんの？」と声をかける。
『どうしよう、嫌な予感しかしない』
業「俺さぁ、嬉しいんだぁ」
線路の方を向いてたのを体ごとこっちにむける。
業「アイツがただのモンスターならどうしようかと思ってたけど、案外ちゃんとした先生で」
その時、電車がホームに入ってきた。通過したから、多分快速。
業「ちゃんとした先生を殺せるなんてさぁ？ 前の先生は自分で勝手に死んじゃったから」
そんときのカルマの顔は、ここじゃないどこかを見てるようで、怖かった。
＊
一話で章を
入りきりませんでした。
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レゼ推し部部長ヒスイ - 文章力すごい、梶裕貴さんいいよね (2023年1月30日 12時) (
レス) @page2 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
いちいちか - 私、暗殺教室とヒロアカ好きだけど、なんかビミョーにおもしろくなかったです。 (2022年8月21日 16時) (レス) @page48 id: 6983203fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せな | 作成日時：2022年6月2日 19時
