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車椅子に乗せられて着いたのは、個性について検査する部屋。そこで色々レントゲンやら何やらよく分からない事をした後、病室に戻った。
「氷華さんの個性は、前回検査した時はなんて出ましたか？」
真剣な表情で問いかける先生を、怪訝な顔でお父さんが見る。
炎「“氷結”だが」
「氷華さんには、お母様の個性だけではなく、お父様の個性もありました。これは元からあったものではなく、後から発現したものだと思われます。亡くなられた彼女のお兄様は、炎熱系の個性ではありませんでしたか？」
先生の指摘に、お父さんと2人で目を合わせて固まる。
「……その反応だと、当たりのようですね。お兄様の意思が、氷華さんの中にあった炎熱系の個性因子に触れ、発現したと思われます」
やばい、難しすぎる。
炎「つまり、アイツ──燈矢の個性がそのまま氷華に移ったと考えていいのか？」
「まぁ、そうですね。簡単に言えばそうなると思います」
なるほど、燈矢兄の個性が……
「とりあえず、しばらくは様子見も兼ねて1週間ほど入院をしてもらいます」なんて言いわれて泣きたくなった。家に帰らせてくれ……
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レゼ推し部部長ヒスイ - 文章力すごい、梶裕貴さんいいよね (2023年1月30日 12時) (
レス) @page2 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
いちいちか - 私、暗殺教室とヒロアカ好きだけど、なんかビミョーにおもしろくなかったです。 (2022年8月21日 16時) (レス) @page48 id: 6983203fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せな | 作成日時：2022年6月2日 19時
