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夏兄が食パンにジャムを塗って、持ってきてくれた。話すこともなく、ただ黙々と食べ続ける。
もしかしたら、気づいていたのかもしれない。昨日が
『ん……？
この後、何がある？ いつ、何が起こる？
どうしよう、
夏「ん？ どした？」
『……んーん、なんでもない』
思い出せないで悩んでいたら不審に思われたのか、夏兄が怪訝そうな表情をしてた。
食べ終わって、夏兄は「宿題やらなきゃだから」と自室に戻っていった。私は、特にやることもない。ただフラフラと家の中を歩いていれば、何か思い出すかもしれない。そんな淡い期待を抱いて、何となく訓練場の方に行ってみた。
1歩近付く度に聞こえる、焦凍とお父さんの声。近づいちゃいけない気がして、思わず立ち止まった。2mくらい離れてるのに、2人の声が途切れ途切れだけど聞こえる。
「…………いんに…………た。おま………き………けた……な」
「おま…………るい……。……えが…………さん……！」
途切れてても、昨日の事も踏まえて内容をある程度理解できた。そっか、今日が焦凍がお父さんを本格的に憎み始めた日か……
お母さんは多分病院。姉ちゃんはお母さんの所にいると思う。夏兄は宿題。じゃあ燈矢兄は？
そう言えば先週、「今度の休み、
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レゼ推し部部長ヒスイ - 文章力すごい、梶裕貴さんいいよね (2023年1月30日 12時) (
レス) @page2 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
いちいちか - 私、暗殺教室とヒロアカ好きだけど、なんかビミョーにおもしろくなかったです。 (2022年8月21日 16時) (レス) @page48 id: 6983203fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せな | 作成日時：2022年6月2日 19時
