記憶 02 ページ4
Aの病室から医師が出ていき、
ヒロトとAの二人きりになった。
ヒロトは何から話そうか…と、
心を弾ませていた…が一方。
Aはどこかボーとしていて、
何を考えているのかわからなかった。
ヒロトはじっとするのができなくなり
次々と話しだした。
基山「ねぇ！ねぇ！A！！
俺達、今日中学卒業したんだ！
あ…でも、本当ならAも今頃。
俺達と一緒に卒業式を
迎えてたんだよね…うん。そうだ。
Aも卒業式、
出れたら良かったよね？」
ヒロトはAに問いかけるが、
Aは首をかしげてこう言った。
A「……君…誰？Aって…？
私？？私は…誰なの？？」
基山「……え」
Aの言葉に、
一瞬ヒロトは息がとまるかと思った。
深く深呼吸をすると、
ヒロトは自分を
落ち着かせるようにこう言った。
「AはAだよ。
あっ！これじゃわからないか！
Aは君で、俺はヒロト！
基山ヒロト！！うん！」
笑顔で言ったが、内心あせっている。
(Aが記憶喪失になってる！？
あ…でも、俺を驚かせようと
してるのかもしれないし)
頭の中を「記憶喪失」という言葉が
駆け巡ったが、ヒロトはそれを
消すように頭を横に振った。
(流石にそれは…無いよね)
ヒロトがオロオロとしている間。
Aはずっと自分の名前と、
ヒロトの名前を
交互に呟いては笑っていた。
ヒロトはAをチラッと見ては、
ため息をついた。
(これからどうしようか)
色々と考えていたら、
病室にAの
父さんが入ってきた。
Aの父さん「ああ！
ヒロくんか。お久しぶりだね
娘は…Aはどうかね？」
俺は慌てて立ち上がると、
一礼してからこう言った。
基山「Aはもしかしたら
記憶喪失かもしれません。」
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兎のおやすみ(プロフ) - 私はああいう作るの苦手かな~ (2015年12月29日 18時) (
レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 兎のおやすみさん» え。かかんない！かかんない！！楽しいよ！本当(( (2015年12月24日 22時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - うご○モってめっちゃ時間かかるんやないんｰ？ (2015年12月19日 18時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 断じて違ーう！！ゲームが好きなんじゃない。うご●モが好きなんだよー！！！ (2015年12月19日 16時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - 幸男1/2さん» めっちゃゲーム好きなんだなぁ~と思ったから笑ったのだよｰ！ (2015年12月19日 11時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猿飛コウ | 作成日時：2015年4月5日 8時
