記憶 10 ページ12
A「私…何か嫌なんだよね。
あのおじさん…一緒に居たら
胸が苦しくなってくるんだ…」
基山「えっ…」
俺はAの言葉を聞き、
戸惑った。何かAと
Aのお父さんの間に
あったのだろうかと思った上
その何かが記憶を無くした今でも
体が覚えているような事なんだ。
よっぽどだと思う。
何も知らない癖に今のこの状況だけで
こう解釈する俺は悪いかもしれない。
…だけどあのAが言うんだ。
今はAのお父さんと
顔を会わせるのは避けた方が良いに
決まっている…けど。
そうしたら家に帰れないよね。
どうしたら良いんだろう？
そんな時だった。
Aが呟くようにこう言ったんだ。
A「ヒロくんと一緒に
住めたら良いのにね〜…。」
”一緒に住めたら”
俺は目をハッとなって言う。
基山「それだ！なら住めば良いよ！」
俺の言葉に目を輝かせるAだけど
すぐに首を横に振る。
A「ほ…本気にしなくて良いよ！
ﾎﾞｿｯ…いい歳した男女が
同じ屋根の下で暮らすなんて///←」
基山「え？何か言った？
ま！兎に角おいでよ！
皆歓迎してくれるからさ！」
A「…え？」
俺の言葉にきょとん…とするA。
あれ？何か変な事言ったっけ？
A「”皆”って？？」
A…てっきり俺だけだと
思ったんだね！うん！
さすがに寂しいよね！女の子が
いなかったら！そうかそうか！←
基山「皆ってお日様園の皆だよ！
ほら！俺って親がいないからさ？」
そこまでいったらAは納得した
らしく、ポンっと手を叩いた。
基山「なら病院に戻ろうか！
皆きっと心配してるよ！」
A「うん！」
こうして二人で仲良く手を繋いで
病院に戻る為に歩いた……が
途中で俺は思った。
Aには一緒に住もうって
言ったけどAのお父さんから
許可を得る事ができなかったら
俺…かなりAに嫌われるよね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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兎のおやすみ(プロフ) - 私はああいう作るの苦手かな~ (2015年12月29日 18時) (
レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 兎のおやすみさん» え。かかんない！かかんない！！楽しいよ！本当(( (2015年12月24日 22時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - うご○モってめっちゃ時間かかるんやないんｰ？ (2015年12月19日 18時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
幸男1/2(プロフ) - 断じて違ーう！！ゲームが好きなんじゃない。うご●モが好きなんだよー！！！ (2015年12月19日 16時) (レス) id: 17303fc23a (このIDを非表示/違反報告)
兎のおやすみ(プロフ) - 幸男1/2さん» めっちゃゲーム好きなんだなぁ~と思ったから笑ったのだよｰ！ (2015年12月19日 11時) (レス) id: f8f0ecd87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猿飛コウ | 作成日時：2015年4月5日 8時
