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「私...、行ってくる」
実「えっ？もう直ぐ授業始まるよ？」
「うん、でも行ってくる」
体のことがあるから、本当は走ったらダメだけど
早く西島くんのところに行きたくて
教室を飛び出し、早足で廊下を歩いて行く。
ちょっとくらいなら大丈夫と自分に言い聞かせながら。
途中1組を覗いたけどやっぱり西島くんはいなくて、
階段を2段飛ばしで上がってく。
運動制限を出されてから全く運動できてないから、
すぐに息が上がるのが本当に情けない。
屋上の階段室の扉の前に着いた。
ちょうど授業開始のチャイムが鳴り響く。
でも今更戻るなんて考えられなくて、
屋上の扉に手をかけ、その扉をぐっと引いてみた。
やっぱり、開いた！
扉を開くと、痛いくらいに眩しい秋晴れの空が目に入った。
昨日、空を見ると苦しいという私の気持ちがわかると言いながらも、
空を見上げていた西島くん。
だから、階段を上っていったと愛乃から聞いた時、
なんとなくここだって思った。
勘以外の何物でもなかったけど、
ここが開いていた時点でそれは確信と変わった。
でも屋上をキョロキョロと見回しても西島くんの姿はない。
あれ、違ったかな？？
首を傾げた時、カタッと小さな音がした。
ん？今、上から音がした？？
聞こえてきたのは屋上の扉がある階段室の上。
階段室の横に回れば、点検用のはしごが付いてる。
もしかして！っと思った私は、
はしごをゆっくりと登ってみた。
「あっ....」
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ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ(プロフ) - スピカ∞さん» ほんまにありがとうございます(；；)私のおじいちゃんも腎臓の病気で凄く辛くしてたのを見てました、自分自身も体弱くて...お互い病気なんかに負けずに頑張りましょう！！ (2018年11月10日 10時) (
レス) id: c300168eb1 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ∞(プロフ) - この作品すごい好きです！！！！私も腎臓病になってステロイドを飲んだり点滴したり扁桃腺も取ったりしたのですごい共感できます。更新頑張ってください！ (2018年11月8日 18時) (レス) id: 0567f2a0e6 (このIDを非表示/違反報告)
ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2018年9月21日 19時) (レス) id: c300168eb1 (このIDを非表示/違反報告)
はづこ。(プロフ) - この小説とっても好きです！！更新楽しみにしてます！ (2018年9月20日 19時) (レス) id: 0264cb8e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ | 作成日時：2018年9月17日 10時
