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「....あれ？」
慌てて立ち上がろうとしたんだけど、
腰が抜けてしまったらしくて
私はまたぺたんと座り込んでしまった。
生まれて初めて誰かからあんなふうに敵意を向けられて、
思ったより怖かったんだってことに今更気付く。
小さく小刻みに震える足にもう一度力を入れて、
立ち上がろうとした時、
西島くんが私の腕を掴んで引っ張り上げてくれた。
「あ、ありがとう西島くん」
おかげで立ち上がれた。
少し前までの西島くんなら
こんなこと絶対しなかったのに
って、そんなことをこの状況で考えて
頬が緩んでしまう私は相当変なヤツだろう
「それと、助けてくれたんだよね。ありがとう」
嬉しかった。ただただ嬉しかった。
西島くんがこんな風に現れてくれたことが。
でもどうして西島くんが裏庭なんかにいるんだろう？
西「なんですぐ否定しなかったんだよ」
「え？」
西「お前、あいつに突き飛ばされただろ？」
見てた...の？
そのことにもびっくりしたけど、
急に西島くんが話し出したことに、もっとびっくりした。
だって学校で再会してからの1ヶ月、
ほぼ私の独り言みたいな会話だったから。
「あ、うん...でも、
好きな人の前で悪者になりたくない気持ちは
わかるから、だから...」
西「お人よしレベルじゃねぇな。
お前、バカだろ？」
西島くんは本気な顔をして私にそう言った。
「バ、バカじゃないもん！っていうか、
に、西島くん見てたの？どうしてここに？」
西「靴箱のところからお前があいつに引っ張られて
連れていかれるのを見たから」
「え？」
もしかして心配してついてきてくれたの？
西「あのさ、」
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ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ(プロフ) - スピカ∞さん» ほんまにありがとうございます(；；)私のおじいちゃんも腎臓の病気で凄く辛くしてたのを見てました、自分自身も体弱くて...お互い病気なんかに負けずに頑張りましょう！！ (2018年11月10日 10時) (
レス) id: c300168eb1 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ∞(プロフ) - この作品すごい好きです！！！！私も腎臓病になってステロイドを飲んだり点滴したり扁桃腺も取ったりしたのですごい共感できます。更新頑張ってください！ (2018年11月8日 18時) (レス) id: 0567f2a0e6 (このIDを非表示/違反報告)
ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2018年9月21日 19時) (レス) id: c300168eb1 (このIDを非表示/違反報告)
はづこ。(プロフ) - この小説とっても好きです！！更新楽しみにしてます！ (2018年9月20日 19時) (レス) id: 0264cb8e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵﾚﾝｼﾞｶﾞ-ﾙ | 作成日時：2018年9月17日 10時
