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雄也「ごめん、ごめんって。」
私のスマホの画面を覗き込んでから、開いた口が塞がらないと、ポカンと口を開けていたお兄ちゃんが我に返った。
「…どうしよう。」
泣きそうになりながらお兄ちゃんを見つめる。
雄也「、、取り消し！取り消しだ！とりあえず取り消し！」
私を急かしながら、取り消すように訴える兄。
そう、取り消して見られなかったら何事も無かったかのように新しくメッセージすればいい。
次は私が口がパッカーンと空いて塞がらなかった。
既読。
そう、光くんがこのメッセージが読んだことを表す便利な機能がしっかり働いてくれている。
ということは、そういうことだ。
…終わった。
「おにーちゃぁぁん」
びえーと泣き出した私を見て慌ててフォローしてくれる。
雄也「や、光くんは鈍感だからこれぐらいストレートに言わないと気づいてくれないよ。
だから丁度良いってことよ！」
「丁度、、いい、、？」
首を傾けている私としっかり目を合わせて。
雄也「そ、丁度いい。
だからなんて返ってくるか落ち着いて待とう？」
その言葉にコクンと頷いて、並んでソファーに座って返信を待った。
カチッカチッカチッ…
いつもなら全く気にならない時計の音がやけに大きく聞こえてくる。
1分、
2分、、
それぐらいの時間なんていつもなら何も思わずに待てるはずなのにドキドキ胸は鳴りまくりだ。
ピコン！
私のスマホを揺らした光くんからの通知。
私たちは目を合わせてから、
同時に息を飲んだ。
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とあ(プロフ) - あいさん» そう言って頂けると安心します。ありがとうございます！期待に応えられるよう頑張ります(^^♪ (2020年5月3日 22時) (
レス) id: e15bbd024b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 更新とても楽しみにして います。遅くなっても大丈夫ですよ！待ってますのでよろしくお願いします！ (2020年5月3日 13時) (レス) id: 66323ac401 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!!嬉しいです、更新遅くなってすみません(;;)頑張りますのでこれからもよろしくですヽ(‘ ∇‘ )ノ (2020年5月1日 1時) (レス) id: e15bbd024b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！ 更新いつも楽しみにしています！！頑張ってください！！ (2020年4月23日 1時) (レス) id: aa62c24e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作成日時：2020年4月18日 1時
