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「未読スルーなんだけど。」
チラチラ気にしていた通知。
ご飯を食べた後も。
6時間目だって。
そのおかげで超怖い日本史の先生に怒られちゃったし。
ずっと気にしているのに一向にならない通知。
昼間のあれからお兄ちゃんからメッセージが来ることはなかった。
もう放課後だよ、家に既にいるのかな。
とりあえず帰れば合流できるって感じなのかな。
それじゃ、少しでも早く帰ろう。
りなちゃんに掃除当番と国語科のお手伝い係を交換してもらった。
国語科のお手伝い係ってのはたまたま近くにいた私が涼介先生に勝手に担わされた役目。
授業に必要な資料とかを涼介先生と一緒に運ぶの。
つまり、私からすると雑用係ってとこだけど、りなちゃんはそうじゃないでしょ？
だからそれと交換。
「りなちゃん色々ありがと〜！」
そう叫んで
りな「頑張れよ〜！」
りなちゃんが叫ぶ声を聞きながら階段を駆け下りた。
制服に合うようにナチュラルなメイク。
いつもはおろしている髪の毛をお団子。
決して張り切っているということを感じさせてはいけない。ギリギリのラインで可愛くしてくれたりなちゃんダイスキ！！
そんなことを考えながら校門まで歩いていくと、なんだか人だかり。
キャーキャーいってる女の子たち。
お、イケメン研究会の子たちじゃん。
有名人、、？
もしかしてあの、ヒルナンデスのナシ岡くん！？
一目だけでも見れたら永久保存しますから、、
そう思い、人だかりに突っ込んでいく。
その瞬間、後ろにまたまた女の子が突っ込んできてどんどん埋もれていく。
「あっ、妹ちゃん！」
周りは女の子の声でごちゃごちゃしているけれど、私の耳がちゃんと聞き取った。
その声は、ナシ岡くんでもなくて、光さん。
はっと、顔をあげると目線が交わってニッコリ。
キャーキャー！！
また、1層盛り上がる周りの女の子たち。
「ひか、、」
光さんってなんだか馴れ馴れしい？
今まで心の中で散々呼んできたくせにこういう時になってグルグル回り出す私の頭。
「や、八乙女さん！」
言い直して大きな声を出した途端。
みんなが静まり返った。
え、？
なんだー、彼女待ちかぁ。
かっこいいのにー！
それぞれ文句を口に出しながら撤退して行った女の子。
ふぅ、良かった、、
光「ありがとう、妹ちゃん。」
さっきと同じようにニッコリしている光さんとまた目線が交わった。
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とあ(プロフ) - あいさん» そう言って頂けると安心します。ありがとうございます！期待に応えられるよう頑張ります(^^♪ (2020年5月3日 22時) (
レス) id: e15bbd024b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 更新とても楽しみにして います。遅くなっても大丈夫ですよ！待ってますのでよろしくお願いします！ (2020年5月3日 13時) (レス) id: 66323ac401 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!!嬉しいです、更新遅くなってすみません(;;)頑張りますのでこれからもよろしくですヽ(‘ ∇‘ )ノ (2020年5月1日 1時) (レス) id: e15bbd024b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります！ 更新いつも楽しみにしています！！頑張ってください！！ (2020年4月23日 1時) (レス) id: aa62c24e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作成日時：2020年4月18日 1時
