９５ ◎ ページ46
最初は、私の反応を伺うように。
ちゅっ、ちゅっ、
可愛いキスの雨が降る。
私もそれに応える。
きのこ頭さんの高いお鼻が当たらないように
少しずつ首の角度を変えて。
何度も何度も小鳥さんのキス。
冷たかった彼の唇が私の唇と同じぐらい熱くなってくる。
もっと甘くなってくるキス。
だんだん長くなってきて。
きのこ頭さんの舌が私の唇をノックする。
前、大貴くんに同じことをされた時はどうすればいいか分かんなかったけど、2回目だから、すんなり。
唇を少し開けるとヌルッと滑り込んでくる舌。
唇よりももっともっと熱い舌。
ほんと、蕩けそうなぐらい。
歯茎をなぞられて、
舌を絡められて、
口内に擦り付けられる。
吸われたり、
吸ったり。
ぴちゃぴちゃ、と恥ずかしい音だけが真っ白な部屋に響く。
酸素が欲しくって、
少しきのこ頭さんの胸を叩くと、
すぐに離れてくれるきのこ頭さん。
この前の大貴くんは離してって叩いても全然離れてくれなかったけど。
きのこ頭さんを少し見上げると、いつも眠たそうな目だけどいつもにましてとろんとしている。
それでもニコって笑って余裕そうだ。
きのこ頭さんとこんなことをしているのにずっとずっと頭の中は大貴くんの事しか考えてなくて。
きのこ頭さんの行動を全て大貴くんと比べてしまって。
きのこ頭さんだって、喜んでこんなことをしてくれてる訳じゃないのに。
ただ、協力してくれてるだけなのに。
なのに、大貴くんでいっぱいの私の頭がどうしようもなく嫌いになった。
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とあ(プロフ) - rikaさん» 嬉しいです！！ありがとうございます。とっても励みになります。え！ほんとですか！これまた嬉しいです〜(;;)早く爆イケ圭人くん見たいですね(〃▽〃) (2020年3月9日 1時) (
レス) id: ab214f15a4 (このIDを非表示/違反報告)
rika - 毎回更新楽しみに読んでます(^^)私も作者さんと同じで岡本担です！もうすぐもうすぐと9人での活動を待ってます(´∀｀*) (2020年3月6日 23時) (レス) id: e745e07cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作成日時：2020年2月13日 0時
