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3秒ぐらい。
そう、たったの3秒ぐらい。
なのに私の世界だけはすごくゆっくりと流れて言った。
やってしまった。
言葉よりも体が勝手に動いたのだ。
沈黙が流れる。
大貴「ちゅー、しちゃったね。」
その一言で静寂は打ち切られた。
したいって言ったのも、やってしまったのも、どちらも私だけどそれでもやっぱり言葉にされると恥ずかしい。
大貴「あやー、もっかいする？」
どんな反応をすればいいの？
好きな人にもう一度キスしようって言われたらしたいに決まってるじゃん。
大貴くんを見てみると、
溶けそうなぐらい優しい、甘い顔。
今は自分に向けられているけど、いつもこの顔を誰かにしているんだ。
心が跳ねそうなぐらい嬉しい言葉だけど、他の女の子達と同じ対応をされているんだ、と思ってしまって素直に喜べない。
私も遊び人の内の1人なのかな。
大貴「ね、そんな苦しそうな顔しないで。」
そう言って静かにまた重なりあった唇。
私からしたキスよりも長い。
すっ、と少し離れてからまた重なる。
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、
小刻みに小鳥さん達の様なキスが降ってくる。
自分自身の気持ちが見つからなくて涙でいっぱいになってぼやけた視界。
優しくて、甘い甘い、キスを繰り返してくれている大貴くんもまた何か迷っているような悲しい目をしていた。
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とあ(プロフ) - rikaさん» 嬉しいです！！ありがとうございます。とっても励みになります。え！ほんとですか！これまた嬉しいです〜(;;)早く爆イケ圭人くん見たいですね(〃▽〃) (2020年3月9日 1時) (
レス) id: ab214f15a4 (このIDを非表示/違反報告)
rika - 毎回更新楽しみに読んでます(^^)私も作者さんと同じで岡本担です！もうすぐもうすぐと9人での活動を待ってます(´∀｀*) (2020年3月6日 23時) (レス) id: e745e07cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作成日時：2020年2月13日 0時
