ねぇ、だいすきだよ。Daiki.A

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そう、大貴くんが不機嫌になるのは、彼が注意してくれてるのに私がそれに反抗しようとする時にだけ。



いつもはニコニコ笑顔で優しいんだ。





私のことを考えて心配して不機嫌になってるんだと思うと、他の子より私は特別なのかな、なんて思ってしまってまた胸がときめいた。




侑李にいつも言われる通りやっぱり私は感情が直ぐに顔に出てしまうみたい。






頭を撫でられて、勝手に緩んでしまう表情筋と戦いながら彼の手を振り払う。



大貴「素直じゃないね、あやちゃんは〜」



なんて拳を口に当てながら笑う大貴くんを見ていると、





涼介「、、ねぇ、そこばっかイチャイチャするのやめてくんない？俺もあやちゃんのことだーいすきなんだけど？大ちゃんばっかりずるい〜」



と、なんとも可愛すぎるセリフを恥ずかしがることなくサラッと伝えて近づいてくる涼介くん。




顔はリスみたいに膨らんで思わず笑ってしまった。





あや「ふふっ、ありがとう。リスみたいだね。涼介くん。」




涼介「あー、もうっ！何笑ってるんだよ、、もう！こうなったらぎゅ〜しか無いね。」



といって私を急に抱き締めてきた涼介くん。



突然でびっくりしたけど、ふわふわした涼介くんの髪の毛を見て、実家で飼っていたチワワを思い出した。


上京してからずっと会えていなくて寂しいなと感じて、涼介くんを強く抱き締め返した。





涼介、大貴「え？」



二人とも私が抱き締め返すとは思わなかったのか、目を点にしている。








あや「あんみつ〜、元気にしてるかな？？寂しいね、また散歩連れていってあげるね。」




その瞬間笑い出す大貴くん。




大貴「あははは、山田愛犬の代わりにされてやんの。」




大貴くんは静かになることなくずっと笑って涼介くんを面白がるからまた涼介くんの顔は元のリスに戻っちゃった。





あや「あっ、ごめんね？涼介くん、、そんなつもりは、、」




必死になだめる私を見て、また大貴くんがツボにはいる。





もー、大貴くん。涼介くん拗ねちゃうじゃん。









〜作者から〜


これ、面白いですかね？自分じゃ分からなくて(；Д；)


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