ねぇ、だいすきだよ。Daiki.A

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朝？





んー、もうお昼かな？









昨日から開けっぱなしのカーテンからの光で目が覚める。









えーと、明日は夕方からだからって大貴くんのお家に泊まらせてもらって、






ドライヤーしてもらって、、








あれ？私そこで寝ちゃったよね？









なんでベッド？









大貴くんが運んでくれたのかな？ありがと、、









え？！









明日は夕方から、、、。









あっ、！大学！講義！









飛び起きようとした瞬間、体に違和感を感じる。









あや「重っ、」









横を向いて寝ていた私の背中からお腹の前に腕が巻き付いている。









おまけに足までがっちりホールドされている。









どう考えたって私を抱き枕にしている人物は一人しかいない。









びっくりするような状況だけど、今の私の頭の中は講義のことでいっぱいだ。









あや「大貴くん！大学行かなきゃ！！！」







大きな声で起きてもらえるように彼を呼ぶ。









とりあえず大貴くんを起こさないと、抜け出せないんだもん。









あや「大貴くん、、。」









なにこの人。全然起きないじゃん。




もう５、６回は呼んでるんだけど？









大貴「んぁ、、？何、もう起きたの、、」









８回目ぐらいでやっと起きてくれた。









声は寝起き独特の少し掠れた声で









まだ少し眠いのか、目は瞑ったままだ。









かっこいい。









いや、確かにかっこいいけれど今はそんなことをいっている場合じゃない。









一刻も早く、あの白髪のおじいちゃん先生に会いに行かなければいけないのだ。

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