女神様は彫刻に夢中【SEVENTEEN】

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Side-BLOOM





ルム「それで、どうして日本にいるの??」

VN「Aに会いに来た」

ルム「、、、、、」



真っ直ぐ私の目を見ていとも簡単そうにそういうことを言ってしまうオッパ、末恐ろしい。

流石に劇場前で話すのは、、ということで場所を移動しようとした私たちに、タイミングを見計らったかのように送られてきた"この店予約してあるから"というオンニからのカトク。そこに貼られていたURLが示すお店までタクシーで連れてきてもらった。
着いたのは、韓国でも何回か行ったことがあるようなお店、つまり、芸能人が行きそうなお店、みたいな。完全個室だし、他のお客さんの様子とか何も分かんないもん。


そこの中の一室に私とオッパは通されて、そして今に至る。


さて、私に会いに来た何てかっこいいこと言ったハンソルさんですが、生憎今の私はいつものすぐオッパに照れちゃうような私じゃないのだ、理由なんて一個しかないわ、




ルム「全然連絡してこなかった癖に、何が"会いに来た"よ」



そう言い放つと、オッパは困ったように眉毛を下げて笑うと、私に手を伸ばして頭を撫でて、「ごめんね」と言った。

別に謝罪を求めてるわけじゃないのに、私はただ理由を知りたいだけなの、オッパにこんな表情させるつもりなんて無かったわ、と罪悪感に襲われる。



VN「ずっと日本語を勉強してたんだ」

ルム「日本語?」

VN「うん」

ルム「日本でライブあるの?」

VN「ううん」

ルム「じゃあどうして、、」

VN「Aのミュージカル、見たかったから。」



ふわりと笑ったオッパ。
罪悪感が重さを増す。オッパが私のために日本語を勉強してくれた嬉しさと、そんなオッパを悲しませるような態度を取っちゃったことへの申し訳なさで挟まれる。



VN「寂しい思いさせてごめん、観に行くこと内緒にしたかったんだ。」

ルム「おっぱ、、、!!」



オッパかっこいいすき、、!!!もう大好き、、!!!

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