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EP.003 なんで? ページ6

*ちょっと前の御話
*某動画サイトのもじぴったんの回です

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...なんでミズキとユウトなの。

もじぴったんで、最後に恋人同士っていうシチュエーションでやろう、って話になった。

普通、恋人同士でするとしたら、ミズキと俺か、ユウトとガリさんじゃないの!?

なんでミズキとユウト!?

俺以外の恋人になるミズキを見たくなくて、少しだけ目線を逸らした。


「『かせぎ』
最初に、訊いときたいと思って。」

「稼ぎ? ...『よし』」

「これだけ如何しても訊きたくて。」

「やっぱ稼ぎは訊いたけど改めて年収をやっぱ訊きたい。」

「具体的な数字が如何しても知りたくて。」

「具体的にどれぐらいかっていうのを。」

「これによっては、付き合ってくれるよな?
年収? ...『かす』」

「『むり』」


ユウトとミズキは、すっげぇ楽しそうにゲームを進めて、作ちゃんとガリさんはそれを楽しそうに見てたけど、俺は心が晴れなくて、全然楽しく見れなかった。

...俺のミズキだよ? なのになんで。

そんなことを思ってたら、いつの間にか収録は終わってて、正直何を言ったか憶えてない。

...配信されたら、確認しなくちゃ。


「はしもっちゃん?」

「ん? ...って、なんだ、ミズキ。
如何したの?」

「さっき、顔色優れてなかったから...。」

「心配してくれたの? ありがとう、ミズキ。
でも大丈夫だよ。」

「それならいいけど...。」


それでも未だ心配してくれてるのか、俺の様子を伺ってる。

楽屋の隅っこからガリさんに「ミズキくん。」と呼ばれると、ミズキはガリさんの方に駆けて...

行く前に、俺の耳許で「俺も、リョウとやりたかったよ、もじぴったん。」と言った。

それだけ言ってミズキはガリさんの処に今度は本気で向かった。

...言い逃げは狡いよ、ミズキ。

それは可愛過ぎる。頬赤く染めて恥ずかしいからか涙目で。

数十分前とは比べ物にならないくらいスッキリした気持ちで自分の荷物を持って楽屋に残っているメンバーに「お疲れ様。」と声を掛けて楽屋を出た。

...いい収録だったな。

可愛いミズキ見れたし、満足。

...配信された動画は、やっぱりちょっとプロとしてなってない、ってことでガリさんとミズキから説教を食らったのは此処だけの話にしといてね?


Fin.

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あさ、(プロフ) - 続き気になります(;>_<;)!!更新めちゃめちゃ待ってます!!!!!! (2020年1月28日 23時) (レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽむぽむ x他1人 | 作成日時:2019年5月23日 14時

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