検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:20,517 hit

EP.001 不満? ページ1

最近のミズキの行動は、目に余る。

前のJrチャンネルではヤマダくんの良さを可愛い笑顔で熱弁してたし、ヤマダくんが所属するグループのライブが行われないことを知ると泣きそうな顔をしながら俺に抱きついてきた。

いや、あのミズキが抱きついてくるのって貴重だから、それはありがとうございますなんだけどさ?

でもさ、ツンデレなミズキをそうさせちゃうくらいミズキが崇拝してるヤマダくんには、嫉妬する。

羨ましいな、俺に関することをあそこまでミズキが熱弁してくれるとは思えないし。

きっと少年忍者の皆の話訊いて羨ましがってたんだろうなぁ。

ヤマダくんに逢えた、って言ってたし。

その時のミズキがこれまた可愛かったんだよなぁ。

目キラッキラさせてさ、いつもは猫ちゃんなのに、その時は小さくて細いワンちゃんみたいな感じだった。

うん、あれは可愛かった、思わず写真撮ったよね。


「ゆうぴぃ...ミズキがぁ...。」

「みずっくん? 嗚呼...大変だね。」

「俺よりヤマダくんだよ、有り得なくない!?」

「みずっくんはハシモトくんのこと、大好きだと思うよ?」

「え?」

「だってみずっくん、俺にいつも惚気けるもん。」

「惚気ける?」

「そーそー、例えばさぁ。」

「ユウト。」

「あ、作ちゃん。」

「ミズキくんの話はしない方がいいよ。」

「んー、それもそうか。」

「え、なにそれ気になるんだけど!」

「この話したら、ミズキくんに怒られちゃうよ。」


そう言って作ちゃんは笑った。

あ、ちなみに今は雑誌の撮影の最中なんだけど、今撮ってもらってるのはミズキだから、こんな大っぴらにミズキの話が出来るんだよね。

如何したらミズキのことをもっと知れるのか考えていると楽屋の扉が開いた。


「はしもっちゃん、次撮影だって。」

「わかった。」

+→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:HiHiJets , hsmz , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あさ、(プロフ) - 続き気になります(;>_<;)!!更新めちゃめちゃ待ってます!!!!!! (2020年1月28日 23時) (レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽむぽむ x他1人 | 作成日時:2019年5月23日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。