スモーガストルタ #1-1 ページ12
自己紹介もそこそこに城内の案内をしよう。と誰かが言い出した。それにいち早く反応した人物、コネシマに総統命令としてAを案内する事にさせた。
_しかし、それが間違っていたのだ。
「あ、あーここどこやったっけ…」
「え、迷ったのですか…?」
「いや!そんな事あらへんよ!?いや、ちょっと…」
「迷ったのですね。」
「…はい。迷いました。」
この通り、絶賛迷子になっていた。というのもコネシマは極度の方向音痴であり、未だに城の構造を覚えきれていないのだ。
常に直感で行動してしまうコネシマに覚える気などないのは誰もが分かりきっていた。それなのに自ら立候補するコネシマも、知っていて任せたグルッペンも、なかなかのものである。グルッペンはただ勢いに負けただけ、と言うのもあるかもしれないが。
Aはそんなコネシマに呆れつつ、一つ疑問に思った事があった。
「どうして案内役に買って出てくれたのですか?方向音痴なのに。」
「ごめんな!?ほんま!!迷ったの根に持っとるよなAさん…」
「別に大丈夫ですよ。お陰で思ったより沢山の道歩けてますし、覚えられます。」
「あ、いやうん、そうか…」
何故かしゅん…と明らかに落ち込んでしまったコネシマ。少し悪い気もしたがまあ良いだろうと内心思った。
「あー案内しようと思った理由な。
うん、俺な………………。」
638人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とあ(プロフ) - ルナさん» 褒めていただけてとても嬉しいです!これからもこの小説読んでお腹すかせて下さい笑 (2017年10月2日 8時) (レス) id: 128c51a6b1 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - ↓ラグリすぎ正しくはリアル過ぎてお腹すいてくる (2017年9月20日 22時) (レス) id: 8638a0fc39 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - やばい凄いリアル過ぎておす好いてくる。君のせいで幻匂がするじゃないか(誉め言葉) (2017年9月20日 22時) (レス) id: 8638a0fc39 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - いなりさん» ありがとうございますー!ぜひともケーキをお供にしてはいかがでしょうか?笑。同士ですか!嬉しいです!!これからも頑張りますので宜しくお願いします! (2017年9月4日 20時) (レス) id: 128c51a6b1 (このIDを非表示/違反報告)
いなり - 誤字です;ケークではなくケーキです!連続失礼しましたー (2017年9月3日 19時) (レス) id: 67ffebb8dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とあ | 作成日時:2017年7月21日 21時