甘やかし“knut” ページ18
「おーい大先生⁈大丈夫かぁ？」
『うぅふぐぅうぅ』
「あぁまたそんな泣いてぇ」
俺の恋人‘鬱’は三ヶ月に一回ぐらいの頻度で精神的に参ってしまう時がある。
おそらく皆んなの前での立ち振る舞いとかで疲れるんだと思う。
元々精神的に強い方ではないし、自他共に認めるメンヘラ
だからこの時はいつも以上に甘やかす
とりあえず最初に風呂に入らせる
「ほら、大先生風呂入るで」
『うぅ、ぅん』
弱々しく返事をした大先生を抱きかかえ、一緒に風呂に入る
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「何日風呂入っとらんのや？」
『わかん、ない、でもさいごに、ふろはいったんは、シッマとでーとした日』
デートは1週間前にしたから1週間入っとらんのかこいつ
しゃーない隅から隅まで洗ってやろう
『全部してもらうの悪いから、おれ背中流すよ、、、』
「ええねん、ええねん。今お前は何も考えんで」
『でも、、、』
「ほら頭貸しや？洗ったるから」
『、、うん』
こんな時でも、こうやって気を遣ってくるから何も考えないように、すべてやるんや
風呂から上がって、ここでも隅から隅まで拭いて、服を着させる
ほんで
寝かせる。この時は寝てなかったり睡眠薬に頼ったりで、お世辞にも良いとは言えない睡眠をするから、一緒に寝る。
「ほら大先生、水分まともに取っとらんやろ取ってくるわ」
『行かんで、、、シッマぁ』
「でもほら喉乾いたやろ？なぁ？」
『うぅ』
「ちょっとだけやから、なぁ？」
そんなに時間もかからんし、、、と思って取りに行く
遠くの方からｶﾁｬｶﾁｬと小さい音がする
あいつカッター取り出したな。俺は急いで大先生の元に戻る
案の定カッターを取り出して、手首に当てていた
「ッ大先生、すまん俺が悪かったから、、」
『うぅシッマぁシッマぁ』
幸いまだしてはいなかったけど
『おれ、おれ、シッマに捨てられたかと思ったぁしっまぁ』
とタガが外れたかのようにわんわんと泣き出した
「ごめんなぁ鬱先生」
としばらく俺は大先生の背中をさすっていた
徐々に泣き止んで、しまいには泣き疲れたのか安心したのか
俺の胸の中で眠ってしまった
仕方ないから、大先生をベットまで運んで
俺の、か弱くてガラスのように脆い大先生と共に夢の世界へと意識を手放した
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おかかし - チョコミントアイスさん» リクエストありがとうございました。遅くなってすみません (5月14日 15時) (
レス) id: 51eb6265cc (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス - ｱｯ...(死)好きです。めっちゃ好きです...()最近マブダチ組めっちゃ推してて....、よきです...有り難う御座いました...(土下座、) (5月14日 7時) (レス) @page15 id: c4d85faee2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス - おかかしさん» 有難う御座いますぅぅ...わくわくさんしときます...(???) (2023年5月10日 19時) (レス) id: c4d85faee2 (このIDを非表示/違反報告)
おかかし - チョコミントアイスさん» 返信遅くなってすいません。わかりました (2023年5月10日 19時) (レス) id: 51eb6265cc (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス - う~んと...出来ればrbr→shoで監視とか..?独占欲強めな、束.縛つよつよな感じで...?我儘多くてすみません..!!!(( (2023年5月8日 21時) (レス) id: c4d85faee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかかし | 作成日時：2023年3月6日 22時
