d!とか薬/理〇〇とかの腐向け

オメガバース“knut” ページ11

シッマとは最近、距離を置いている。
アイツは不審に思ってるかもしれへんが、仕方がない事なんや、俺を、俺を守るためには、俺たちの関係を続けていくには、、、

そんな時シッマから、飲みに誘われた。
シッマは最も社会的地位の高いαだ。
まだ、ヒートの来る日ではないし、
抑欲剤は、、、ええか

そんな浅はかな考えが身を滅ぼすとは知らずに、シッマと飲みに行った



「久しぶりやなぁ〜大先生」
『あっおう、久し、ぶり？」
「なんでそんな疑問形なんww？まぁええわ
ほな行くでぇ〜」

賑やかな通りを歩いて行く
ベロンベロンに酔ったおっさん、キャッチの綺麗なお姉さん、色んな人が行ったり来たり忙しない

ふと自分が、ジロジロと見られている事に気づく
『ッ、大先生、お前βちゃうんか』
「はっ？何ゆうとん、俺はβやで」
何でなんで、バレたんや悔しいが自分より少し高い彼の顔を見上げると、、、
ギリギリの理性を保っているような、苦しそうな顔をしていた
ヒートや。ヒートがきたんや。まだそんな日ではないのに。来る前の浅はかな考えを後悔する

ヒートと自覚した途端、身体から力が抜けて、立とうとしても立てない。足に力が入らない
早く早くここから逃げないと、、、
「大先生、早く早く逃げるんや」
『でも、足に力が、、、』
怖い怖い怖い怖い
頭を恐怖と不安が支配する
そんな俺の思考を読み取ったのかシッマは苦しいはずなのに、本能に抗って俺を家まで送ってくれた。

「フーフー、大、せんせ、早よ抑欲剤、、」
『もうやだぁ、苦しい噛んで、、///』
もう、この苦しみから逃れたい。快楽に身を任
せたい
噛んで欲しい俺VS噛めないシッマの攻防戦




折れたのはシッマの方
「ほんまに、ええんやな？」
『はよぉ、、///♡噛んでぇ』



俺の恐れていた事にはならなかった
番というだけ、特に変わらない関係










作者から
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