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「師匠も今日非番なんですねー嬉しいなー」

「全く嬉しくなさそうな顔で言うなこの小娘」

「小娘はもう卒業したじゃないですか」



鬼殺隊に入隊して一ヶ月が経つ。
その間に二回任務があったが、どれも苦戦せずに終えることができた。

久々の非番が偶然にも師匠と重なったのだ。
朝遅くに起きた私達は、グダグダと縁側に寝そべった。

天気が良く、柔らかな日差しに包まれる。


「天気良いから昼過ぎから走り込み六百周なー」

「師匠はもちろん二倍の千二百周ですよね」

「何言ってんだ鍛錬は階級が低いやつほど多くやるんだぞ」

「馬鹿を言わないで下さい。私とあんたじゃ体力が違うんだからそれは不公平です」


雲がゆっくりと流れていくのを眺めながら、師匠と軽い言い合いをする。

十二歳と二十八歳が同じ鍛錬をするのはおかしいだろう師匠さんよ。

まぁ私二十歳だけど。


「仕方ねぇから俺は千周走ってやるよ。先に終わった方は夕飯当番免除な」

「本当ですね?絶対負けませんよ私」

「言ってろ言ってろ」

「んー!」


バッと起き上がり、大きく伸びをする。


「素振りでもすんのか?」

「腕立てを__ぶふっ」


顔だけこちらに向けた師匠が、いつも以上にぼけっとしていて面白い。

思わず吹き出すが、師匠は構うことなく大きな欠伸をしてから目を閉じた。


「俺はもう一眠りすっから頑張れよー」

「怠け過ぎじゃないですか雪柱さん」

「ぐー」


非常にわかりやすい寝たフリを始める師匠。

この人馬鹿だなぁと思いながら笑みを漏らし、庭に出た。



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みーた(プロフ) - 麗羽さん» 泣かないでぇ(´;ω;`) (2019年10月12日 21時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)
麗羽(プロフ) - 普通に泣きました……( ;∀;) (2019年10月12日 13時) (レス) id: 835b4d5769 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - みーたさん» ありがとうございます! (2019年10月12日 12時) (レス) id: 483e5f8c50 (このIDを非表示/違反報告)
みーた(プロフ) - ちぃさん» 申し訳ございませんでした!すぐにルビをふってまいりますので少々お待ちください! (2019年10月11日 22時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)
みーた(プロフ) - おさるさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年10月11日 22時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーた x他1人 | 作成日時:2019年9月29日 20時

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