Eternally red moon 3

Thank you ページ29

レミリアside




悠仁は生きている。




そういう運命が視えたときはすごく安心した。




釘「レミリアさん？」




　『あ、ごめん。考え事してた』




伏「…あんまり思い詰めないでくださいね。レミリアさんがいなかったら俺は奥の手を使ってました。そして死んでたと思います」




　『…私は貴方達に謝りきれない。でも、それと同時に感謝の気持ちでいっぱいなの。ありがとうね、三人とも』




魔「なんか大人っぽいな」




　『まぁ、この中じゃ一番上だもの。そんなことよりなんで貴女達もいるのよ』




ﾊﾟﾝﾀﾞ「ボロボロたったし本当、今度こそ死ぬんじゃないかって心配してたんだからな」




狗「しゃけ」




　『すぐ死ぬ程やわな鍛え方はしてないわよ。でもまぁ、今回は油断したわね』




真希「…自分の命を大事にしろよ、レミリア」




　『…頭の片隅ぐらいにはいれとくわ。

吸血鬼で考えると若い方だけど、貴女達の数十倍は生きてるの。貴女達の方が未来を創っていく大切な人材。

だから恵、野薔薇、真希、棘、パンダ。貴女達も命を大事にしなさい』




魔「あれ、私は？」




　『特に真希、恵。いずれ二人は御三家として上に立つ時が来る。呪術界を変えてみなさい。

で、なんでこの話してるんだっけ』




ﾊﾟﾝﾀﾞ「こっちが聞きたいわ」




(ありがとう)

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