Eternally red moon 3

Summon ページ3

レミリアside




　『パチェ、式神とか使い魔ほしい』




ル「あ、私もほしい」




パ「勝手に使い魔召喚の儀式をしたら良いじゃない」




「『分からないから聞いてるんじゃない(の)』」




パ「(魔法使いなのに何で知らないのよ)」




パチェはため息をついて召喚に関わる書物を探しに行った。




何故、式神や使い魔がほしくなったか。




答えは単純。戦いを有利にするためだ。




これから何かが起こる。




その為に備えなくてはいけない。




まぁ、他にも理由はあるのだけれどね。




　『というかルーンは星獣がいるじゃない』




ル「まぁ、そうなんだけどね。使い魔や精霊が呪力を持っていたら戦闘の幅が広がるわけじゃない？」




　『呪力と魔力は回路が違うものね。私も久しぶりに研究しようかしら』




ル「私が死んでから何にもしてなかったもんね」




パ「はい、これでも見て自分でやってちょうだい。私は結界の方で忙しいの」




ル「…霊力のこともやってるパチェってすごいね」




　『…そうね』




パチェは呪霊の侵入を防ぐ結界を研究している。




新しく作ろうとしてるのだから凄いわよね。




　『うわっ、こんなに召喚って面倒だったかしら』




ル「私やったことないから分かんないや」




　『何で使い魔なんかのために血を流さないといけないのよ。呼び出せるかわからないけど精霊にしようかしら』




ル「えー、そっちの方が血の無駄じゃない？」




　『ま、あの運命まで時間はあるもの。もう少し考えてみるわ』




(召喚)

promised→←welcome party

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す