Eternally red moon 2

Final special training ページ25

レミリアside




　『てことで最終日よ、初日みたいに全力で来なさい』




交流会で使用される森や建物があるところで模擬戦を行うことになった。




今一番注意しなくちゃいけないのは遠距離攻撃。




森の中にいるのは危険ね。




東「見つけたぞ、永遠に紅い月(Eternally red moon)!!」




　『それじゃ、模擬戦スタート。頑張ってちょうだい』




パンッ、と葵の手を叩く音が聞こえたかと思えば四人に囲まれていた。




　『スピア・ザ・グングニル』




銃弾と矢を落として近くにいた霞と距離を詰める。




槍に回転をかけて一撃を重くしながら攻撃する。




　『スペルカード発動_紅符_スカーレットシュート』




東「捕まえたぞ、永遠に紅い月(Eternally red moon)」




　『もう来たのね…っ…』




加「赤血操術_苅祓」




本当、成長したわね。




とりあえず飛んでみても葵の術式ですぐに戻される。




西「わわっ、やっぱり慣れないな…」




　『空中に放り出されるなら桃よね。そして私が踏み込んだここは…』




三「(シン・陰流_簡易領域_抜刀!!)」




　『危ない危ない』




三「やっぱり凄い反射神経ですね」




　『どーも』




メ「(刀源解放(ソードオプション)_推力加算(ブーストオン)_絶技抉剔(ウルトラスピン))」




　『本当に、当たったら流石の私でもキツいわよ？』




桃の箒も入ってきて面倒。




これ、領域展開を使わないといけないかもしれないわね。




最悪の場合だけど。




　『スピア・ザ・グングニ…ル…!?』




禪「射程範囲内なのよ、レミリア。私も成長してる、見誤っちゃダメよ？」




グングニルが銃弾のせいで手から落ちた。




手を叩く音が聞こえたかと思えば目の前には葵の拳。




庵「そこまで!!」




　『くっ…』




東「あ、悪い。止められなかった」




　『…別に良いわよ』




………痛い………




(最終特別研修)

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