Eternally red moon 2

16 year old girl is fighting for her family ページ18

レミリアside




三「あ、レミリアさんも寝れないんですか？」




　『まぁ、そんなところかしらね。元々夜行性だからか寝つきが悪くて』




三「そういえば吸血鬼でしたね。もしかして血を吸ったり…」




　『最近はしてないわよ。吸血しなくても生きていけるしね』




そうだ、と霞が冷蔵庫を開けた。




手に持っているのはスプーンとプリン。




三「ここのプリン、すっごく美味しいんです。良かったらどうぞ」




　『ありがとう』




めちゃうまい。




いや、本当に美味しいんだけど。




三「何かレミリアさん、弟たちみたいです」




　『貴女も兄弟がいるの？』




三「まぁ、はい。弟が二人、私は兄弟のために呪術師(この仕事)をやってますから。というかレミリアさんにも兄弟がいたんですね」




　『呪力はないけど能力が強くてね、何度死にかけたことか…』




三「お姉ちゃんって少し大変ですよね」




　『そうね。御馳走様、今度お礼させてちょうだい』




三「そんな、別にいいですよ」




　『子供が遠慮しないの、と言いたいけど私の方が小さいわね』




(16歳の少女は家族のために戦っています)

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