Eternally red moon 2

What kind of person is the type? ページ14

レミリアside




東「お前が永遠に紅い月(Eternally red moon)か」




　『えぇ』





東「どんな男がタイプだ。返答次第では今ココで半殺しにする。因みに俺は身長(タッパ)と尻(ケツ)のデカイ女がタイプです」




　『…はい？』




真顔でなに言ってるのこの人。




幻想郷には変人が多いけど流石の私でも引くわ。




　『何で初対面の貴方にタイプなんて話さなくちゃいけないのよ』




東「京都三年、東堂葵。自己紹介終わり、これでお友達だな。早く答えろ、女でもいいぞ。性癖にはソイツの全てが反映される。異性の趣味がつまらん奴はソイツ自身もつまらん。俺はつまらん奴が大嫌いだ。答えろ、永遠に紅い月(Eternally red moon)。どんな男がタイプだ」




数分後に運動場集合って歌姫が言ってたからそれまで学校巡りしてたのになんなのこの人。




それにしても私のタイプねぇ…




窓から空を見ながら考える。




「ありがとう、レミリア」




　『…ルーンみたいな人かしらね』




東「ルーン…？」




　『他人思いで、自分の意思を貫き通したあの子みたいな…』




今日はお昼なのに月が見える。




そんな空から葵に目を戻すと泣いていた。




は、ちょ、えぇ？




東「俺は同性愛には何も口を出さない。幼い見た目から、強いといえど退屈な人間だと誤解していた。謝罪させてくれ」




禪「え、なにこの状況。東堂先輩が幼女に頭下げてるんだけど」




三「よ、幼女って…確かに幼いですけど…」




庵「アンタ達、そろそろ時間…って、なにこれ」




(タイプはどんな人？)

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