FBIと公安に愛される私

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〜A〜



いろんな事が衝撃すぎて現実逃避したくなった





コナンくんの正体を知ってる人は



阿笠博士に服部くん


コナンくんのご両親


今はいないけど本堂瑛祐くん




本当にごく一部の人しか知らないんだ


そりゃそうだよね



組織からしたら新一くんは死んだことになってる


多くの人が正体を知ってたら、それだけバレる危険性も高い


昴｢Aさん？どうしました？」


｢何でも……ないです」


この人はどうなんだろ



知って……るのかな




昴｢そうそう。Aさん宛に手紙が届いてましたよ」


｢手紙？」


私がここに住んでのを知ってる人ってあんまりいないはずだけど



差出人は……うわぁ


封を開けずいっそ届いたことをなかったことにして破り捨てたい



昴｢その方って」


｢はい！？」


昴｢差出人の矢河雄司って、あの矢河雄司ですか？」


｢多分……同姓同名の人かと」


昴｢そうですか」


嘘ってバレてるよ


確にずっと隠しきれるなんて思ってなかったよ



なかったけど……









矢河雄司といえば主に海外を拠点とした大手会社をいくつも経営する社長



矢河グループは鈴木財閥に負けず劣らずのお金持ち


というか普通に日本一の座につけると思う




ちなみに私はそこの1人娘だ



自慢出来ることじゃないし、わざわざ自分から言いふらすことでもない


昴｢それで手紙にはなんと？」


｢えーっと………え！嘘！？」


昴｢Aさん？」


｢か……怪盗キッドから予告状が届いたって……」

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