FBIと公安に愛される私

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〜安室〜



Aさんは1人暮らしだし勧誘とかされやすいのか


ゴミ箱にはチラシとかたくさん捨てられている




安室｢すみません。新聞はいらないので………」


ドアの向こうにいたのは勧誘のおじさんとかじゃなくて



昴｢おや、君は……」


安室｢沖矢…昴……さん」


昴｢どうしてここに？」


安室｢僕はAさんに呼ばれて。そういう貴方こそなぜ」


昴｢ビーフシチューを作りすぎたのでお裾分けに」


安室｢わざわざここまで？」


昴｢えぇまぁ」


この男とAさんの家まで車で20分程度



お裾分けの距離じゃない






｢安室さん？どうかしました？」


不安そうにひょこっと顔を覗かせた


そんな可愛い行動(こと)して……



もしここにいるのが見ず知らずの男だったら惚れられてしまう





安室｢何でもありませ｢お久しぶりですAさん」


｢昴さん。どうしたんですか？」


昴｢ビーフシチューをお裾分けに来ました。上がっても宜しいですか？」



｢どうぞどうぞ。狭いとこですけど」



昴「ではお邪魔します」



沖矢さんは僕を横目で見たあと微かに口角を上げた




まさかわざと僕の邪魔をしに来わけじゃないだろうな。この男は




せっかくAさんが僕に電話をくれて、2人きりだっというのに……！！




Aさんも沖矢さんだと分かった瞬間に雰囲気が明るくなった





沖矢さんが来たからというよりは、持ってきたクリームシチューに、のほうが正しい


サンドウィッチだけじゃ満足出来なかったのか



お腹空いてるって言ってたし、まぁ、仕方ない

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