FBIと公安に愛される私

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〜A〜




あーびっくりした



昴さんに今日のこと話したらヤバイかも




でも出会ったのは偶然だしもう二度と会うこともないだろう



蘭｢あれ。Aちゃん」


｢蘭ちゃん！お買い物？」


蘭｢うん。そうだAちゃん。家燃えたんだって？コナンくんに聞いたよ」


｢そうなんだよね。それでごめんね蘭ちゃん。新一くんの家に住んじゃって」


蘭｢Aちゃんが謝ることないよ。どうせ新一なんて帰ってこないんだし」



そうやって強がる蘭ちゃんは少し寂しそうだった





好きな人と全然会えなかったら当然か





新一くんって高校生探偵の工藤新一くんだよね


今も事件を追ってるらしいけどこんな可愛い幼馴染をほっとくなんて信じられない




蘭｢でもいいの。だって新一はいっつも私がピンチの時に助けに来てくれるんだもん」


｢…………惚気？」


蘭｢ち、違うよ！？」


蘭ちゃん焦っちゃって可愛いなぁ


そんなに好きなら早く告白しちゃえばいいのに



新一くんも新一くんだよ



可愛い幼馴染みの心理ぐらい読み解くべきなのに


蘭｢困ったことがあったらいつでも言ってね。力になるから｣


｢ありがとう。じゃあね蘭ちゃん。コナンくんによろしく」


蘭｢またね」









･





｢昴さーん。帰りました」


昴｢おかえり」


｢あの……。昴さんの姿で赤井さんの声やめて下さい｣


昴｢なぜだ」


｢違和感しかないので」


昴｢そういうことなら構わないが。てっきり俺を意識しているからだと思ったが違ったか」



う……鋭い



未だに赤井さんの声を聞くとドキッしてしまう





｢そうだ昴さん！工藤新一くんって知ってます？」


昴｢この家の家主の息子さんですよね。彼がどうかしましたか」


｢連絡とかって取れないですかね？」


昴｢私は無理ですけどコナンくんなら……」


｢コナンくん？」


昴｢ええ。江戸川コナンくん」



コナンくんって一体何者なんだろう


もしかして昴さんや安室さんよりも情報通だったりする？

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