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プロローグ ページ1

拝啓五年後の兄さん達へ


ねぇ、兄さん達は憶えてる?



私のこと…。



憶えてないよね…?



良いんだよ。忘れても、



あのね。いま、楽しいですか?




そっかぁ、うん。良かったね。



私がいない方が良いんだよね…。



この冬の一番寒いクリスマス。


私は、死にました。


ゴメンね。兄さん達…。



―――

貴方「こんなもんかな」

「Aって、イタいね〜」

後ろから、声が聞こえたので振り向くとトド松兄さんが立っていた。

私は咄嗟に「みっ、見た?トド松兄さん」と聞いてしまった。


トド松「別に、なんも見てないけど?」


貴方「じゃあ、良かった…」


それが最後の会話となった。

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作者名:友驪 | 作者ホームページ:http://Yuririnandnon@docomo  
作成日時:2017年11月26日 21時

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