イタズラおねだり─1 ページ8
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辿り着いたのは、デカい
……言ってみれば皇居みたいな場所だった。
威圧的というか、切迫感というか。
言い様のない緊張が身体中を固まらせた。
hk「深呼吸しろ。始めからカタコトだったらいくらお前でも舐められる」
俺を横目に鼻で笑ってスタスタ歩いていってしまう。
「光くん酷い。口調変えれば優しさが滲み出る筈なんだけどな……」
急いで追いつくと、すぐ目の前には正門が。
こういうの学校だけだと思ってたわ。
声に出したら馬鹿にされるから黙っておくけど。
hk「なんか言った？」
「ううん。ピンポンしてよ」
危うく独り言を聞かれそうになった。
危ない危ない。
どうにか誤魔化して、責任のいるチャイム鳴らしをしてもらった。
hk「こういうのってチャイム鳴らしちゃ駄目なんじゃ」
「知らない。チャイム鳴らしたの光くんだよ」
hk「……騙された」
項垂れている光くんを横目に、一台の高級車が門の奥へと吸い込まれていった。
hk「おい、あれ」
つるつるに磨きあげられた漆黒の高級車は正門の少し先で停車した。
中から出てきたのは小学生みたいな童顔の男だった。
……スーツが背丈に合っていない。←
「お前らが新人？」
hk「はい。八乙女です」
「同じく高木です」
「ふーん？日下杜組に入ろうと思った理由は？」
ジロジロ観察しながら自然に聞いてきた。
自然すぎて聞き逃しそうになったじゃねぇか！
外でいきなり面接があると思ってねぇよ！
hk「俺ら、二人で
「へー」
hk「なぜこちらに出向いたかと聞かれますと、答えにくいですが……なんなら、白鳥組の情報をお教えすることも可能です」
光くんが「情報を」と言った瞬間に目が見開かれた。
これは、合格？
「んじゃ合格で。寝返るようなことは命取りだからな？」
弁護士のような黄色いバッチを貰った。
すぐにスーツに取り付けると、縦に頷いた童顔の男。
「俺は有岡。たぶん年齢は同じかお前らの方が年上だし、人がいないところでは好きなように呼んで」
hk「下の名前は？」
ar「大貴。有岡大貴」
「じゃあ……有岡くん？高木と呼んでもらえれば」
hk「んー……大ちゃん。光とかで」
ar「いいねいいね！久し振りに友達出来たみたい！」
有岡が子供っぽいのは、顔だけじゃなく中身もらしい。
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柊(プロフ) - (名前)おかかおにぎりさん» すみません。出来ません。 (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 9a230f5c32 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)おかかおにぎり(プロフ) - パスワード知りたいです (2021年3月6日 17時) (レス) id: 553748be50 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - シキさん» はい！お願いします (2019年8月11日 0時) (レス) id: 4345af9d4a (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 分かりました。できるの楽しみに待ってますね！ (2019年8月11日 0時) (レス) id: ee98d10428 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - シキさん» コメントありがとうございます！この裏は作っている状態ではありますが、未だ納得のいっていない状態ですので、このお話が完結したら続きとして書いていこうと思っています。なのでパスをお教えできません。すみません！ 今後も楽しんで読んでいただけたらと思います！ (2019年8月5日 7時) (レス) id: 4345af9d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2019年6月23日 14時
