ろく ページ7
悟「やくもー!!」
傑「どこだぁい?」
硝子「酒やるから出てこーい」
夜雲が消えてから2時間が経っていた。
一向に見つからない夜雲を、3人はもう本気で探していた。
五条は六眼を使い、夏油は呪霊を放ち、家入はその呪霊に乗って上空から探していた。
すると五条が残穢を見つけたらしく、それを辿って行くと、とある倉庫に辿り着いた。
悟「ここって」
傑「呪具倉庫だね」
硝子「こんなかにいんの?」
悟「残穢はここで途絶えてる」
三人は息を呑んで、倉庫の扉を開けた。
中には…………
『スー…スー…』
悟「………は?」
傑「眠ってる……?」
中には呪具の空きスペースにうずくまって寝ている夜雲がいた。
硝子「、…バラしていい?」
「「だめだろ!?/だめだよ!?」」
硝子「ちぇ」
五条は眠っている夜雲を抱きかかえ、寮に帰った。
『ん……あれ…?ここ………』
悟「あ、起きた」
『うわぁっ!?』ドサッ
目が冷めた夜雲を確認するため、顔を覗き込んだ五条。それにびっくりしてベッドから落ちた夜雲。
それに巻き込まれて押し倒されている格好になった五条。
丁度部屋に入ってきた夏油と家入。
カオスというのはこういうことを言うのだろう
五条は夜雲を押し返し、立場を逆転させた。
しっかり両手両足を固定して。
悟「よぉ、お前記憶ないんだってな」
『は?』
悟「今何年?」
『なんでてめぇに言わねぇと行けねぇんだよ殺すぞ』
悟「ごめんけど俺お前より強いから」
『あ"?』
傑「悟、離してあげなよ」
硝子「夜雲が可哀想だろー」
悟「なんで俺が敵なんだよ!!」
暴走しそうな五条と夜雲をすかさず止めに入った夏油と家入それで夜雲の機嫌が直るはずもなく
『なぁお前らなんなの?目覚めたら知らねぇとこにいるし、知らねぇ奴しかいねぇし』
傑「夜雲瀬都くんだよね」
『は?なんで知ってんの?キショ』
傑「殴り飛ばしていいかな?」
硝子「まぁまぁ、ちゃんと説明してやるから」
『…………俺は美人の味方』
悟「はぁ!?」
傑「(^^)」
ひと悶着あり、なんとか落ち着いた夜雲だが、知らないやつに名前を知られていたことに気色悪さを感じた。
そこで発言した家入が美人だと知り、夜雲は家入の味方となったのだ。
説明が終わると夜雲は納得したように
『じゃあ俺とお前らは同級生なんだな?』
傑「そうだよ」
『未来の俺可哀想』
悟「あ"ッ!?」
と、未来の自分を可哀想に思った。
62人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫響(プロフ) - yit高梨アヤメさん» 気づかなかった!教えてくださってありがとうございます! (10月14日 13時) (レス) id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (10月14日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 牛タンタレさん» まじですか!教えて下さりありがとうございます!! (10月1日 20時) (レス) id: 4b509ce746 (このIDを非表示/違反報告)
牛タンタレ - 初コメ失礼します!「なな」のところで傑が姿になっている気がします…「まぁ、悟…」の所です、意図的にそうしているのであればすみません。これからも更新頑張って下さい!! (10月1日 19時) (レス) @page8 id: 150b133d71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫響 | 作成日時:2023年8月18日 13時