よんじゅういち ページ43
それから何分、何時間も経った。
夜雲は変わらず宿儺といた。
水の中にいるためか、足が冷えてきている。
『そろそろ帰してくんね?』
宿儺「そうだなぁ...おい」
『え?』
宿儺「え?じゃない、攻撃を仕掛けるな」
なかなか帰してくれない宿儺。
早く帰りたい夜雲。
我慢できなかった夜雲は、宿儺に攻撃を仕掛けるも、さも当たり前かのようにそれを止められる。
宿儺は夜雲に術式をコピーしてみてほしいらしく、興味だけで動いている姿は呪いの王とは思えない。
宿儺「なるほどな、よし、こっちへ来い」
『なんで???』
宿儺「帰してやる」
『まじ?やりぃ』
帰してくれると聞いた夜雲は、宿儺へ近寄る。
だが宿儺がそう簡単に帰す気もなく、夜雲が近ずいた瞬間に自分の指を食わせた。
『んん"ッッ!?!?』
宿儺「ケヒッ耐えられるか?笑」
『クッソおめーなんて信じなきゃ良かったぁ!!』
宿儺「呪いを信じるバカはお前だろう」
『あぁ"!?』
宿儺「まぁいい、せいぜい生き延びることだ」
『覚えてろよコノヤロォォォォォォッッ!!』
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『.......っはッッ!!』
『ゆめ...?』
目が覚めた夜雲がいたのは医務室だった。
怪我をした自覚は無い。それに外傷も無かった。
家入が治してくれたのか、体調不良か、
夜雲がひとりで唸っていると、医務室の扉が開き、五条と夏油、家入と虎杖の4人が入ってきた。
悟「夜雲〜調子はどう〜?」
『ぁ"ー、キモイ』
悟「ははっ笑だろうねぇ〜」
傑「悠仁、話は本当かい?」
悠仁「おぅ!」
硝子「なら私は何も出来ねーな」
『何話してんの?』
夜雲が聞くと、夏油が代表して話した。
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虎杖と夜雲が話したあと、2人は再びグラウンドに戻り体術を始めた。
喉が渇いた虎杖は、お金を握りしめて自販機の方へ行ったらしい。
その後帰ってきたら夜雲が寝ていて、自分も眠気に襲われた。
恐らく夜雲は気を失ったのだろうと五条は言う。
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紫響(プロフ) - yit高梨アヤメさん» 気づかなかった!教えてくださってありがとうございます! (10月14日 13時) (レス) id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (10月14日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 牛タンタレさん» まじですか!教えて下さりありがとうございます!! (10月1日 20時) (レス) id: 4b509ce746 (このIDを非表示/違反報告)
牛タンタレ - 初コメ失礼します!「なな」のところで傑が姿になっている気がします…「まぁ、悟…」の所です、意図的にそうしているのであればすみません。これからも更新頑張って下さい!! (10月1日 19時) (レス) @page8 id: 150b133d71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫響 | 作成日時:2023年8月18日 13時