よんじゅう ページ42
悠仁「なぁ夜雲せんせー」
『んぁー?』
悠仁「せんせーって宿儺の術式もコピー出来たりする?」
『えー、知らねぇー』
それはほんの出来心だった。
だが気になってしまえばもう遅い。
虎杖が気になったのは宿儺の術式コピーである。
実際、夜雲も気になってはいる。
最凶の呪いである宿儺の術式を自分がコピー出来るのかどうか。
同意が貰えればコピーはできるが、同意されるなんて奇跡があるわけもない。
その話はただの雑談として処理される。
はずだった。
_________________
_____________
________
『どこだここ』
夜雲が目を覚ますと、辺りはなにかの生き物の骨と、床には水が溜まっている薄暗いところにいた。
骨は山積みになっており、上には誰かが座っていた。
『あのー、どなたッスかねぇ?』
宿儺「貴様、俺の術式をコピーしたいと申すか」
『えっと、いや別に』
宿儺「あ"?」
『えっ?』
宿儺「小僧と話していたであろう?」
『あ、お前宿儺かぁ!!』
宿儺「態度がなっとらんぞ夜雲瀬都」
『えぇ...』
座っていたのは宿儺だった。
ということはここは虎杖の中。
なんで?どうしてここに呼ばれた?
本当にコピーを促すためだけか?
他になにか......
夜雲の中で疑問が飛び交う。
宿儺「特にこれといって用はないが、さてどうするか...」
『ないんかいっ!!』
宿儺「あるわけがなかろう、興味があったから呼んだだけだ」
『あぁ、そうですか...』
呼ばれた理由は本当に単なる興味だった。
術式コピーを使うものがいかほどのものか、それを確かめたかっただけだという。
『じゃあもう帰して?』
宿儺「それはお前の態度次第だなぁ?」
『...( '-' )』
62人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫響(プロフ) - yit高梨アヤメさん» 気づかなかった!教えてくださってありがとうございます! (10月14日 13時) (レス) id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (10月14日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 牛タンタレさん» まじですか!教えて下さりありがとうございます!! (10月1日 20時) (レス) id: 4b509ce746 (このIDを非表示/違反報告)
牛タンタレ - 初コメ失礼します!「なな」のところで傑が姿になっている気がします…「まぁ、悟…」の所です、意図的にそうしているのであればすみません。これからも更新頑張って下さい!! (10月1日 19時) (レス) @page8 id: 150b133d71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫響 | 作成日時:2023年8月18日 13時