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さんじゅうに ページ34

三階で合流した2人は、お互いの情報を交換しあった。



悠仁「1階から全部見て回ったけど、宿儺の反応もなかったよ、」
『そっか、となると条件を満たしての術式発動が考えられるな。』
悠仁「そっちは?」
『行方不明者は多数、いずれも女子生徒のみらしい。』
悠仁「じゃあ俺ら無理じゃね?」
『いや、ツテがある。』
悠仁「?」


男二人での任務のため、女子を狙った呪霊との相性は最悪どころか相手にもされないだろう。
そこで夜雲は、ある人に連絡をした。
するとすぐに来てくれるとのことで、住所を送り、スマホを閉じる。

『よし、来てくれるってよ』
悠仁「まじ!」
『その間俺らは条件が何かを探そう』
悠仁「おう!」






それから30分


『条件は、北側にある階段から屋上にいって、午後8時にその扉を開ける。すると領域内ってことか』
悠仁「なんで北側の8時なん?」
『北の方角は、死んだ人が頭を向ける方角と決まってんだ、8時なのは呪霊に関係してんだろ』
悠仁「なるほど!」


そんな話を昇降口でしていると、校門の方に人影が見えた。


悠仁「あれが?」
『そう、いやぁ、動かすのに相当取られたね』
悠仁「なにを?」
『んー、金』
悠仁「え"」


校門の方からこちらに向かって歩いてくる人物は、皆様もお察しの通りこの方だった。


冥冥「夜雲くん、毎度悪いね」
『こっちの都合なんで、当たり前っすよ』
悠仁「え、誰?」
『虎杖、こちら俺の先輩で、京都の冥冥さん』
冥冥「君とははじめましてじゃない気もするが、改めて、冥冥だ。よろしく頼むよ虎杖くん」
悠仁「うっす!」
冥冥「それで、私は何をしたらいいんだい?」




そこからは早かった。
さすが1級呪術師とでも言うのだろうか、領域内に入ってから、ものの数分で被害者を連れて出てきた冥冥。
彼女たちを病院に送り、任務は終了となった。


ちなみに、夜雲が冥冥にいくら払ったかと言うと、








冥冥「今回の任務の報酬全てと、行き帰りの交通費、それと100万だよ。特級は儲かるんだろうね。」


















現場からは以上です。

さんじゅうさん→←さんじゅういち



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紫響(プロフ) - yit高梨アヤメさん» 気づかなかった!教えてくださってありがとうございます! (10月14日 13時) (レス) id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (10月14日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 牛タンタレさん» まじですか!教えて下さりありがとうございます!! (10月1日 20時) (レス) id: 4b509ce746 (このIDを非表示/違反報告)
牛タンタレ - 初コメ失礼します!「なな」のところで傑が姿になっている気がします…「まぁ、悟…」の所です、意図的にそうしているのであればすみません。これからも更新頑張って下さい!! (10月1日 19時) (レス) @page8 id: 150b133d71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫響 | 作成日時:2023年8月18日 13時

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