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にじゅうさん ページ24

「「「『合同任務?』」」」

補助「はい」




その日、2年はそれぞれ任務へ、五条も海外へ行っていたため、高専には1年と夜雲しかいなかった。
暇だった4人はグラウンドで体術の練習をしていたのだが、補助監督に任務を言い渡され、車に乗り込んでいた。



『それって詳細は?』
補助「届けられておりません」
『あ"?』
補助「窓からの報告は、特級呪霊が数体出たとだけ...」
『ふーん、で?被害は?』
補助「恐らく出ています。場所が場所ですので」
『どこ』
補助「東京都心の、今は封鎖されている地下鉄です」
『ん、わかった』
補助「着きました、こちらで降りて地下へ向かってください」



車の中で詳細を聞いた夜雲は、疑問を持ちながらも1年を連れて地下へ向かった。
階段をおりていると、中から人のうめき声が聞こえてくる。
そこで夜雲は1年3人にあることを言った。


『俺正直パンピかお前らだったらお前ら助けるから、お前らがパンピ優先しようとしても見殺しにしてでもお前らを助ける、これだけ言っとくからな』


初めての長ゼリフを言い満足したのか、夜雲は早々に階段を降りていった。

悠仁「...どうよ」
野薔薇「何が」
悠仁「今のせんせーの言葉だよ、普通一般人優先なんじゃねーの?」
恵「多分夜雲さんはマジで一般人見殺しにするぞ」
悠仁「まじでか」
野薔薇「まぁ人それぞれなんじゃないの?考え方ってのは」
悠仁「すごいこと言うんだな釘崎って」
野薔薇「はぁ?バカにしてる?」

『お前ら早く来いよーーー!!』

恵「行くぞ、中にいるのは特級数体、気抜いたら死ぬ」
悠仁「おっけー」
野薔薇「足でまといはごめんよ」


1年3人が夜雲の言葉について考えていると、先に入った夜雲から声がかかり、先を急ぐことに。
地下道のあるところまで行くと、夜雲の周りには呪霊らしきものの残骸が散らばっていた。

恵「......夜雲さんこれ...」
『ん?多分特級だね、出待ちされてたから殺った』
悠仁「軽くね?」
『まぁ、試したかった術式あったからさ』
野薔薇「ほんとチートよね先生の術式」

夜雲の周りに散らばっていた残骸は特級2体分らしく、原型をとどめることなくぐちゃぐちゃになっていた。
しかしまだ帳は上がっていないらしい。


『まだ呪霊いるし、固まって動くぞー』
悠仁「うっす!」
恵「はい」
野薔薇「わかったわ!」



しばらく歩いていると、駅のホームらしきところに人影のようなものがゆらゆらと揺れていた。

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紫響(プロフ) - yit高梨アヤメさん» 気づかなかった!教えてくださってありがとうございます! (10月14日 13時) (レス) id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (10月14日 12時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 牛タンタレさん» まじですか!教えて下さりありがとうございます!! (10月1日 20時) (レス) id: 4b509ce746 (このIDを非表示/違反報告)
牛タンタレ - 初コメ失礼します!「なな」のところで傑が姿になっている気がします…「まぁ、悟…」の所です、意図的にそうしているのであればすみません。これからも更新頑張って下さい!! (10月1日 19時) (レス) @page8 id: 150b133d71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫響 | 作成日時:2023年8月18日 13時

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