さしす組のお兄さんだった彼は教師になりました

じゅうきゅう ページ20

人を殺してしまったことになんの感情も沸いてこない夜雲は冷静だった。
非術師を殺せば自分は呪詛師だ。
処刑対象
隔離対象
見つかれば死のみ
ならどうするか、

夜雲はこれからどうすればいいか考えをめぐらせていた。
その時







？「久しいな夜雲」
『あ？』



目の前に現れたのは













甚爾「よぉ」
『なんでてえめぇが...あ』
甚爾「あ？」



目の前に現れたのは伏黒甚爾、
五条悟とやり合って、引き分けに終わった結構やばめの奴だった。

夜雲はこいつならと、こんな話をした。




『お前家ある？』
甚爾「は？」



















『いやぁ助かった助かった！』
甚爾「金払えよ」
『飯作ってやるよ』
甚爾「金だよ金」
『1ヶ月5万な』
甚爾「もっといけるだろ」
『無理無理』




伏黒甚爾に助けを求め住む場所も飯も確保した夜雲。
呪詛師になったのでお金はもう入ってこない。
そのため、伏黒甚爾が面倒くさがってしなかった仕事などをこなして、金も確保した。


そうこうしてあっという間に3週間が過ぎようとしていたある日。




甚爾「お前さ」
『んぁ？』
甚爾「高専帰らねぇの？」
『はぁ？』
甚爾「だって殺したの1人だろ？処刑対象は殺した数数名だろ」
『あー.......』







伏黒甚爾にそう言われた夜雲は、高専に一旦出向くことにしたのだった。


そしてあの日に戻る。






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