さしす組のお兄さんだった彼は教師になりました

じゅう ページ11

悟「つかなんで生きてんだよ！？」
『え？』


誰もが一番気になっただろう、生きている理由
それは夜雲の任務の日に遡る




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補助「今回は島根県のある地区に行っていただきます」
『島根っすか、』
補助「そこで墓荒らしが起きたらしく、夜雲さんにはその墓の現状の安否確認をお願いします」
『なるほどぉ、了解です』


東京から遠く離れた地、島根県での任務となった夜雲、飛行機で行くことになったため、長期滞在扱いとされた。

現地についた夜雲は、さっさと終わらせて観光をしようと考えたらしい。
提示されていた須佐神社へと向かっていた。



『やべぇ……空気重』


須佐神社に近づくに連れ、呪霊の気配が強くなった。
夜雲は墓荒らしにあったという本堂につくと、意識を持っていかれるほどの強い目眩を起こした。
瞬きをした瞬間、目の前に現れたのは特級過呪怨霊である、スサノオノミコトであった。

気を抜いたら死んでしまう、そんな張り詰めた空気の中、息を吸う暇もない程に攻撃を仕掛ける。


これで決まる。



その一発が当たれば勝てる。




夜雲はその攻撃を………






当てた。









と同時にスサノオノミコトの攻撃も食らっていた。









結果は相打ち。















夜雲はその場に倒れてしまった。

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