好きって言いたい【まじっく快斗】 (ページ3)

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「いくら快斗でもね！怪盗キッドには勝てないわ！」

「怪盗キッドだあ？」

「手品を使う泥棒よ！知らないの？」

それでも快斗は誇らしげに笑う。ああ、その顔が好きなんだよ。

その後は先生のパンツを覗いてた。先生が怒ろうとすると、快斗は先生の手の甲にキスをする。

何年もずっと一緒にいたのに、手の甲にキスなんてされたことない。いっそ私のものになんてならなくていいから、誰にでもそういうことしないでよ。

「先生。黒羽快斗、重要な任務発生につき早退させていただきます」

「お、お疲れ様…」

先生も満更でもなさそうだし。あーあ、快斗帰っちゃうのか。怪盗キッドなんてふざけた野郎は俺が捕まえるなんて言って窓から飛び降りた。

地面に降り立った快斗は、教室に向かって投げキッス。それがかっこよかったから、なんかもういいや。

あーあ、つまんないの。快斗がいない学校なんている意味ないや。

『先生、私も早退させていただきます』

「え！？Aも帰んの？」

『ごめん青子。ちょっと用事が』

いい加減、快斗から離れないとな。

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