No.41 『 天魔 』 ページ43
私は、轟君が炎を放っている
プロペラに向かって手を伸ばして呟く
貴女「轟君、…手伝うよっっ」
すると、私の手のひらから熱く燃え盛る炎が現れ
そのままプロペラに向けてその炎を放った
轟「っ、炎！！……ありがてぇっ」
それを隣で見ていたお茶子ちゃんと切島君が驚く
麗日「炎！？っ、Aちゃんっ……“瞳”が！！」
切島「む、“紫”っ！！！」
今、私の瞳は“紫色”へと変化している
そうなった原因は２つ目の“個性”「天魔」の
【悪魔モード】を発動させているからである
過去に色々嫌な事があって
この【悪魔モード】が怖くて使わなかったけど
あれだけ炎を使いたくなかった轟君が炎を使ったのだ
なら私も、この【悪魔モード】を使わなければと思った
すると、私の肩にお茶子ちゃんの手を置いてきて
お茶子ちゃんは私に向かって、眩しい笑顔を向ける
麗日「っ、Aちゃんっっ……偉いよっ！！
Aちゃん、頑張れ！！頑張って！」
貴女「っ…………うん！」
唯一、私の過去を深く知っているお茶子ちゃんは
笑顔のまま思いっきり私を応援する
私はお茶子ちゃんに応援されながらも
轟君と炎を放っていると、空気は温められ膨張し上昇する
切島君も戦いながら轟君と私の機転に
素直に「すげえ！」と感心していた
そうしていると、緑谷君達は熱風の勢いで加速し続けて
発電エリアの天井が寸前に迫っていた
すると、緑谷君は右手の拳を握りこむ
遠くて見えないけど緑谷君の右手……何かつけてる
うん、似合ってる
メリッサさんは緑谷君の腕にギュッと力を込め
そして、緑谷君は渾身の力を込めて叫ぶ
緑谷「 ワン・フォー・オール
フルカウル！ デトロイト・スマーシュ！ 」
指先までワン・フォー・オールの力が行き渡った拳が
天井にある非常口の扉を破壊する
するとらその破壊された扉の欠片が緑谷君達に
襲いかかろうとしていた
貴女「ふっ……！」
そして、次に私は瞳を“水色”へと変えて
私はなんとか風を操って緑谷君達から欠片を避けさせる
二人を注意深く見ていたお茶子ちゃんが
緑谷君達が中に入ったことを確認し、肉球を合わせた
麗日「タワーに入った！解除！」
非常口を超え、最上階へと続く非常階段で
浮いていた緑谷君達にかかっていた
無重力化が解かれた途端、二人は落下した
ふぅ、何とか出来た
No.42 緑谷出久side→←No.40 風力発電システム
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cherrycat - 零さん» ごめんニャさい、可愛いしか出てこないんですが？((((殴 (2019年8月5日 20時) (
レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - えへへ嬉しいな(*´▽｀*) (2019年8月5日 20時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» いやー、そうだったらもう私は発狂しますね←ボクっ娘可愛いじゃないですか。ご褒美ですニャよ！！←(おい (2019年8月5日 13時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 僕もだよぉ…相澤先生活躍するかな？でも一番注目するところは多分全員一緒『緑谷と爆豪の共闘!』かなぁ？（ちなみに僕って言ってますが女です。ネットの中だけボクっ娘です。） (2019年8月5日 1時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» 本当にそうですね！！12月が楽しみですニャァ (2019年8月5日 1時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrycat | 作成日時：2018年8月5日 21時
