No.23 救けよう ページ25
そして、緑谷君は言う
緑谷「困っている人たちを救けよう。
人として当たり前のことをしよう」
麗日「おう！」
貴女「うん」
私と緑谷君とお茶子ちゃんがやる気に拳を握ったその時
轟と響香ちゃんが一歩近づいてきた
轟「緑谷。俺も行くぜ」
耳郎「ウチも」
緑谷「轟くん……！」
麗日「響香ちゃん……！」
笑顔になる緑谷君とお茶子ちゃん達に
飯田君が毅然と言った
飯田「これ以上、無理だと判断したら引き返す
その条件が飲めるなら、俺も行こう」
貴女「飯田君……」
飯田君も覚悟を決めていた
八百万「そういうことであれば、私も」
百ちゃんも納得し頷く横に
上鳴君が無駄にカッコつけながらやってくる
上鳴「よっしゃ、オレも！」
麗日「八百万さん！」
緑谷「上鳴くん！」
そんな中、峰田君は嫌な流れに顔面蒼白になっていたが
峰田「あーもー、わかったよ
行けばいいんだろ、行けば！」
やけっぱちで泣き叫ぶ峰田君に
緑谷君と上鳴君とお茶子ちゃんが明るく声をかける
緑谷「ありがとう、峰田くん！」
上鳴「一丁やってやろうぜ、峰田」
麗日「がんばろう、峰田くん！」
そんな皆を笑顔で見ていたメリッサさんに、緑谷君が近づく
緑谷「メリッサさんはここで待っていてください」
メリッサ「私も行くわ」
真剣な顔できっぱりと言ったメリッサさんに
緑谷君はわずかに驚いてから心配そうに眉を寄せた
緑谷「で、でも、メリッサさんには“個性”が……」
貴女「っ！」
まさか、メリッサさん…………“無個性”？
そう驚いていると、メリッサさんは私達を見渡して言う
メリッサ「この中に…………
警備システムの設定変更ができる人いる……？」
上鳴「あ……」
一番大事な役目を忘れていたことに上鳴君が呟く
顔を見合わせる皆に向かい、メリッサさんが一歩踏み出した
メリッサ「私はアカデミーの学生、役に立てると思う」
緑谷「でも……」
それでも危険だと止めようとする緑谷君の前で
メリッサさんは勇気を振り絞るように胸の前で拳を握った
メリッサ「最上階に行くまでは
足手まといにしかならないけど……私にも皆を守らせて」
危険も、迷惑をかけてしまう事になるかもしれない事も
全て受け止めた上でメリッサさんは
それでも自分にしかできない事があるのならと覚悟していた
メリッサさん…………
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cherrycat - 零さん» ごめんニャさい、可愛いしか出てこないんですが？((((殴 (2019年8月5日 20時) (
レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - えへへ嬉しいな(*´▽｀*) (2019年8月5日 20時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» いやー、そうだったらもう私は発狂しますね←ボクっ娘可愛いじゃないですか。ご褒美ですニャよ！！←(おい (2019年8月5日 13時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 僕もだよぉ…相澤先生活躍するかな？でも一番注目するところは多分全員一緒『緑谷と爆豪の共闘!』かなぁ？（ちなみに僕って言ってますが女です。ネットの中だけボクっ娘です。） (2019年8月5日 1時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» 本当にそうですね！！12月が楽しみですニャァ (2019年8月5日 1時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrycat | 作成日時：2018年8月5日 21時
