No.21 希望の光 ページ23
緑谷君を見つめていた
メリッサさんが口を開いた
メリッサ「I・アイランドの警備システムは
このタワーの最上階にあるわ」
メリッサさんは、前に踏み出すと
わずかに緊張した面持ちで続ける
メリッサ「
認証プロテクトやパスワードは解除されているはず
私達もシステムの再変更ができる。
みんなを助けられるかもしれない」
情報を話すことによって、行動の道筋ができてしまう
その重さにわずかに戸惑ったが
それでもメリッサさんの覚悟も決まっていた
緑谷「メリッサさん……」
希望の光を見たように緑谷君が呟く
響香ちゃんがメリッサさんの貴重な情報に身を乗り出した
耳郎「監視を逃れるって、どうやって？」
メリッサ「現時点で私達には実害はないわ。
轟「戦いを回避してシステムを元に戻す、か……なるほど」
現時点での最善策に納得したような轟君の横で
百ちゃんも頭のなかで精査するように考え込む
上鳴「それならイケんじゃね？」
耳郎「だよね！」
上鳴君に言われ、可能性を感じて響香ちゃんが頷く
その隣で急激に変わってきた流れに峰田君が更にビビる
八百万「しかし最上階には
考えていた百ちゃんが悔しそうに呟く
その間も、どうにか作戦を成立させる方法はないかと
思案する百ちゃんに緑谷君が声をかける
緑谷「戦う必要はないんだ」
その言葉に全員が緑谷君に注目する
緑谷「システムを元に戻せば
人質やオールマイトたちが解放される。
そうなれば状況は一気に逆転するはず……」
貴女「……」
私は緑谷君の強い意思を持った横顔を見ていた
初めて会った時から驚かされている
思いもよらないほどの強靭な精神がそこにあった
本当の強さとは
自分の心のまま動くことができることなのかもしれない
その時、お茶子ちゃんが
自分を奮い立たせるようにバッと立ち上がった
麗日「デクくん、行こう！」
緑谷「麗日さん」
麗日「私達にはできることがあるのに
何もしないでいるのはイヤだ。そんなの
ヒーローになるならない以前の問題だと思う」
覚悟を決めたお茶子ちゃんの顔と心強い言葉に
緑谷君が、勇気をもらったように笑顔で立ち上がる
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cherrycat - 零さん» ごめんニャさい、可愛いしか出てこないんですが？((((殴 (2019年8月5日 20時) (
レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - えへへ嬉しいな(*´▽｀*) (2019年8月5日 20時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» いやー、そうだったらもう私は発狂しますね←ボクっ娘可愛いじゃないですか。ご褒美ですニャよ！！←(おい (2019年8月5日 13時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 僕もだよぉ…相澤先生活躍するかな？でも一番注目するところは多分全員一緒『緑谷と爆豪の共闘!』かなぁ？（ちなみに僕って言ってますが女です。ネットの中だけボクっ娘です。） (2019年8月5日 1時) (レス) id: 832ad5c79c (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - 零さん» 本当にそうですね！！12月が楽しみですニャァ (2019年8月5日 1時) (レス) id: bf47e4e2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrycat | 作成日時：2018年8月5日 21時
