ヤンデレさん達にお薬を 【ハイキュー】

みやび２さんからのリクエスト「もしも貴方に彼氏がいたら。」 ページ15

「くそ川あ”ぁぁーーー！！！！」

及川「えっ、何？」(ﾆｺｯ

息を切らす俺を笑顔で見つめる及川。
及川には、返り血らしき物が付いていた。

「テメェ、その付いてる赤いのはなんだよ。」

及川「え、血だけど。」

「自分が何したか分かってのか。」

顔、体、手の甲にベッタリと付いた血。
でも、そんなのはお構い無しで、男を殴る。

及川「わかってるよ！Aに付いた虫共を殺してるんだよ？」

事の発端は、及川と買い物をしていると、少しトイレに行った及川。
その間に男がナンパをしてきた。
すぐに帰ってきた及川により、男は逃走。
だけど帰り道、数人で脅しに来た。
及川によって返り討ち。
そして、今に至る。
男共は地面に転がり、ナンパしてきた男は胸ぐらを捕まれて、及川のサンドバッグ状態だ。

「やめろ、そんなことをしても、及川が汚れるだけだ。」

及川「そうだよね！」

「及川、確認だか殺して無いよな？」

及川「多分、脅しただけだし。」

僕は、及川に手を差し伸べた。

及川「うn«prrrrrrrrrr»…ﾁｯ」

電話が掛かってきた。
ディスプレイには【孤爪研磨】の文字

「ｯ!」

ヤバい、見られた。

及川「孤爪研磨？誰それ、ねぇ、そいつは誰なの？」

及川にスマホを取られ、
及川が電話に出た。

研磨[もしもし、俺だけどさ、]

及川「こんにちは、研磨君だよね？」

及川の顔は笑っていて、
でも、目は黒く染まっていた。

研磨[そうだけど、誰。]

及川「彼氏だけど？」

研磨[嘘だね、彼氏は俺だもん。]

及川「はぁ？」

あぁぁ！！！！
研磨、それはダメ！
そう、研磨は僕の彼氏だ。
そして、及川がこれでもかて、ほど見てくる。

及川「そつかー。」

ﾋﾟｯ

ｶﾞｯ

電話を切る音と一緒に僕を壁に押し付けた。

及川「A、彼氏居るんだ。」(ﾆｺｯ

冷ややかな瞳が僕を写す。

及川「俺、そんなの聞いて無いんだけど。」

及川の手が僕の首にかかる。
その手は、少しずつ、力が入り
僕の喉を絞めていく。

「及川、まっ、てぇ、」

怖くて、涙が出る。
及川はそれをいとおしいそうに、見ていた。



僕は、この日。
及川の手によって、死んだ。

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